安井友梨「20代より39歳の方がキレイになった」ビキニフィットネスは「願望をかなえてくれるスポーツ」

2023年11月04日 18:59

芸能

安井友梨「20代より39歳の方がキレイになった」ビキニフィットネスは「願望をかなえてくれるスポーツ」
「オールジャパン フィットネスチャンピオンシップス2023 163センチ超級」で8連覇を達成した安井友梨 Photo By スポニチ
 ビキニフィットネスの安井友梨(39)が4日放送のTBS「バース・デイ」(土曜後4・00)に出演。今年9月の「オールジャパン・フィットネスチャンピオンシップス」で前人未到の8連覇を飾った“舞台裏”を明かした。
 健康的な筋肉美で女性の美しさを競い合うビキニフィットネス。安井は「オールジャパン フィットネスチャンピオンシップス」で2015年から7連覇中の絶対女王として競技人気をけん引。競技の魅力について「20代の時よりも39歳の今の方が髪も肌もキレイになって、お尻は上がって、ウエストも細くなりました。私が美しくなりたいという願望を全てかなえてくれるスポーツなので」と語った。

 さらにこの“偉業”が会社員との二刀流で成し遂げたものとあって美容、ファッション誌でも取り上げられるなど自身の人気に火をつけた。週末はほぼ1日トレーニングに費やし、休みは1日もなく「24時間365日ビキニフィットネスを考えない時間はない。10年間走り続けてきた」と人生を捧げて競技に打ち込んできたが、今年2月に大きな決断を下す。

 ある日、安井は密着取材に対し「(実は)会社を退社しまして…(務めていた)銀行自体が日本から撤退することになりまして、もう務めているほとんどの人が解雇っていう状態で」と報告。「今年に関しては30代ラスト。競技に全集中して全てを懸けようかなと」と30代ラストシーズンをビキニフィットネスに全てを捧げると誓った。

 しかし、そんな安井に悪夢が襲う。大会3週間前、トレーニング中に15キロの器具が左足親指を直撃してしまい粉砕骨折。医師からは完治まで6~8週と告げらると「不安というかステージに本当に立てる自信がない」と落胆。それでも大会出場は諦めず。歩くのも困難な中、筋力維持のためトレーニングをこなそうとするが骨折した脚に力が入らず大苦戦。思わず“弱音”を吐き涙する場面が放送された。

 そうして悪戦苦闘する中、大会当日を迎えると安井は「どうしようドキドキ」とコメント。いつもと違う緊張感に「最後の最後まで(足がもつか)分かんないもんこれ。めちゃくちゃ怖いよ」と不安を吐露した。骨折後に初めてヒールを履くと「うわ~痛いと思ったら痛い表情しちゃいけないので。痛いと思ったらますます笑う」と意気込み。

 本番では見事な演技をこなし、前人未踏の8連覇を達成。「私1人ではここまで来られなかったので、たくさんの人の力でここまで連れてきて頂きました。今回のケガで自分の殻を破ることができた。そんな景色を今日すごく感じました」と感慨深げに喜びを爆発。大会後は松葉つえで体を支えながらもファンからの祝福に笑顔で応えていた。

この記事のフォト

【楽天】オススメアイテム