神木隆之介 生後すぐに大病「危篤状態が続いて」 救われた命、芸能界入りのきっかけになった「母の思い」

2023年11月06日 13:23

芸能

神木隆之介 生後すぐに大病「危篤状態が続いて」 救われた命、芸能界入りのきっかけになった「母の思い」
神木隆之介 Photo By スポニチ
 俳優の神木隆之介(30)が6日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演した。生後まもなく、大病にかかって生死の境をさまよったことを明かした。
 NHK朝ドラ「らんまん」では主演を務め、「僕でいいんですか?っていうくらい驚きがありました」と振り返った。打診があった時は28歳で「30歳の節目の前に、どこまでお仕事で責任を負うことができるんだろう、演じきれるだろうっていう思いもあってお引き受けしました」と語った。

 30歳を迎え「実感がないんですけど…テロップを見たりすると、20代じゃないんだなって。20代の後輩たちのお手本というか、こういう人になりたいとかこういう役者さんになりたいと思ってもらえるような役者になっていかなきゃいけないっていう責任は新たに生まれました」と抱負。

 一方、「実は生まれた時に病気をしてしまいまして。感染症からか…詳しいことはわからないんですけど、危篤状態が続いたりして重くて。奇跡的に助けていただいた。芸能界に入るきっかけも、母が生きている証として残したいっていう思いがあった。母としたらいまだに不安だったり、トラウマがあるんでしょうね。毎回言われるんです、誕生日に笑って生きられることに感謝しなくちゃねって」と、助かった命にしみじみ感謝する母の姿を目の当たりにしているという。

 小さい頃は両親、11歳上の姉、祖父母と6人で暮らしており、家訓は「素直でかわいい人間になりなさい」「実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな」「正反対の意見も一度は受け入れる」。他にもたくさんあるが、主にこの3つを教育されていたといい「それを目標に生きています」とはにかんだ。

 姪っ子が3人おり、家族ぐるみで一緒にキャンプに出掛けることも。神木がドラマに出演すると「『りゅう、みたよ!』って連絡が来て、仲良くやっております。お年玉もあげてます。自分の言うのもあれですけど、20歳になってからはずっとあげています」と照れ笑いを浮かべた。
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