「バンドリ！」声優・西本りみ　バセドウ病公表、舞台降板　事務所「過度に負荷のかかる運動は控える」

　「BanG　Dream！」（バンドリ！）の牛込りみ役などで知られる声優・西本りみ（29）が6日、バセドウ病を患っていることを所属事務所の公式SNSを通じ発表した。 　発表では「体調不良のため、医師の診察を受け、検診を進めた結果、『バセドウ病』との診断を受けるに至りました」と説明。「その際、医師より身体に過度に負荷のかかる運動は控えること、とのお話をいただきまして、身体的負荷が生じると思われる動作に関しましては、当面の間差し控えさせていただくことになりました」とした。

　このため、舞台「アサルトリリィ・新章」サングリーズ編「種の最果ての地で」、ネスト調査隊編「金瘡小草きらんそうの咲く時」は、出演キャンセルを決定。バースデーライブは内容を変更して開催する。

　所属事務所は「今後も西本りみの活動、及び、参加するすべての稼働において、診断に基づいた対応を施し、西本りみの健康管理に努めてまいります」と説明した。

　西本は「バンドリ！」シリーズのほか、「アサルトリリィ　BOUQUET」の二川二水役などで活躍。「バンドリ！」から生まれたガールズバンド「Poppin’Party」のメンバーとしても知られている。

　バセドウ病は、臓器の代謝を司る甲状腺ホルモンが過剰に作られる甲状腺機能亢進症を起こす代表的な病気。ホルモンが過剰になると、臓器に負担がかかる。主な症状は動悸（どうき）、多汗、手の震え、食欲亢進、体重減少など。