ツウは気づいた!男女逆転「大奥2」が「狙ってるとしか思えない…」ファン騒然 ネット沸騰、一体何が

2023年11月08日 11:01

芸能

ツウは気づいた!男女逆転「大奥2」が「狙ってるとしか思えない…」ファン騒然 ネット沸騰、一体何が
ドラマ10「大奥 Season2」第16話。芳町の陰間が、一つの出会いをきっかけに瀧山(古川雄大)として大奥入りし…(C)NHK Photo By 提供写真
 “男女逆転の大奥”を描くNHKドラマ10「大奥 Season2」(火曜後10・00)は7日、ついに「幕末編」が幕を開け、第16話(Season1から通算)が放送された。元宝塚歌劇団・月組トップ娘役の女優・愛希れいか(31)が演じる美しく聡明な徳川幕府13代将軍・家定や、俳優・古川雄大(35)演じる瀧山が登場した。この「幕末編」の放送開始は、意図せぬところで盛り上がりを見せている。
 <※以下、ネタバレ有>

 原作は漫画家・よしながふみ氏の同名人気作。3代将軍・徳川家光の時代から幕末・大政奉還に至るまで、男女が逆転した江戸パラレルワールドを紡ぎ、センセーションを巻き起こした。

 過去計3度、ドラマ化&映画化されたが、今回は幕末・大政奉還まで初めて映像化。2025年の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」も手掛ける森下佳子氏が、今年1~3月の「Season1」(全10話)に続いて脚本を担当。8代・吉宗の遺志を継ぐ若き蘭方医たちが謎の疫病「赤面疱瘡(あかづらほうそう)」撲滅の道を切り拓く姿、開国・攘夷・大政奉還・江戸城無血開城という激動の時代を描く。大筋は原作通りのストーリー展開だが、ドラマは「医療編」「幕末編」と銘打つ。

 第16話は、赤面疱瘡が撲滅し、男子による家督相続が広まった、様変わりした世が舞台。しかし12代将軍・家慶(高嶋政伸)は娘の家定(愛希)を寵愛し、次の将軍に指名する。老中となった阿部正弘(瀧内公美)は、事あるごとに家定に呼びつけられ、やがて彼女が置かれる境遇を知ることに。何か手立ては無いかと方々に救いを求めるうちに、芳町で出会った瀧山(古川雄大)を大奥にあげることで家定を守る砦を作ろうと奔走する…という展開。

 愛希演じる13代将軍・徳川家定は、幼少期から実父の虐待に苦しみ、不遇な人生を送ってきたにもかかわらず、美しく聡明で現実を受け止める芯の強さを持つ。また、美しく整った容姿を持つ瀧山は、芳町の陰間として働いていたところを、阿部正弘に見出される。2人は、大奥の中で信頼関係を築きあげていく。

 実は愛希と古川は、帝国劇場ミュージカル「エリザベート」(2022年)で共演していた。皇后エリザベートを愛希が、エリザベートを愛したトートを古川が演じていた。

 そんな2人が、大奥で再タッグ。この展開に、舞台ファンからは「巷で噂のエリザベート大奥」「狙ってるとしか思えないキャスティング」「まじでNHK版エリザベート」「エリザベートとトートが大奥に」「エリザベート大奥・幕末編」「まじ大奥、別時空だとエリザベートとトートなのやばいよなぁ」「エリザベート皇后とトート閣下が大奥に まさかそんな夢物語」「ハプスブルク家から徳川家」と歓喜の声が。また、「皇后エリザベートと黄泉の帝王トートの関係性、これを将軍家定と大奥総取締瀧山との関係に当てはめてうううううう良………!!!!ってなってる」「エリザベート愛希さんを死に招き入れるトート古川さんが大奥で守る生かすに回っているの神転生すぎる」「エリザベート大奥という超絶不純な動機で観た大奥だけど、個人的にもちょうど徳川の中でも一番わかる時代だから余計に面白い」と、「エリザベート」をきっかけに「大奥」を見始めるファンもいるようだ。

 また、演劇ライターの上村由紀子氏も「『エリザベート』のトートはシシィの『死』により『永遠』を手にしたけれど 幕末『大奥』の瀧山は家定をこの世で生かすためにすべての力を使うのだな」と感想を記すなど、ネット上で大きな反響を呼んでいた。

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