旧ジャニ問題 橋田康、性加害は「真実」改めて説明「大好きだった場所での闇…なかったことにしないで」

2023年11月08日 10:50

芸能

旧ジャニ問題 橋田康、性加害は「真実」改めて説明「大好きだった場所での闇…なかったことにしないで」
橋田康のインスタグラム(@yasushi_mol)から
 ジャニーズ事務所元社長のジャニー喜多川氏(享年87)による性加害問題で、被害を訴えていた元ジャニーズJr.で俳優・橋田康(38)が8日、自身のX(旧ツイッター)を更新。11月から開始された被害者の救済措置について、ヒアリングが実施されたことを報告。改めて現在の思いを記した。
 10月30日、旧ジャニーズ事務所のSMILE-UP.が設置した「被害者救済委員会」によるヒアリングが行われたことを報告した橋田。事務所側は、11月から具体的な救済を開始するとしていた。

 橋田は、ヒアリングを行ったことを明かし「その後何か進展があったわけじゃないです」とし「だからこそ今のうちに改めて言いたい」と、今だからこそ伝えたい思いがあると、長文を投稿した。

 その中で、「問題になった辛い経験は確かにありました。真実です」と、性加害問題を改めて訴え「7、8年在籍していたというのは僕の感覚ではかなり長かったです」と主張。その上で、「ただ、その中で僕はジャニーズの良い部分も沢山感じて過ごしてきました。当時の先輩も同期もファンの人も それこそジャニーズのエンタメも。僕にとって宝物です。そこに嘘偽りはありません。母校みたいに思っていたのも今も変わりません」と、事務所への思いを吐露した。

 「とにかくそんな大好きだった場所での闇 それを無かった事にしないでほしかった」と言い、「実際に経緯は色々あれど潔く認め謝罪もしてくれました」と、問題が明るみに出た後の事務所の対応には感謝。「僕の場合 日本の司法で戦う権利は時効の関係もありそもそも無いし『勝利』が欲しかったわけでもありません。向き合い始めてくれた事も本当にすごい事だと感じてます」と宣言した。

 そんな中、この問題について「お前さえいなければ、絶対に許さない、一生恨んでやる」など、一部心ない声も届いたという。これらの声に対し「僕がいなくてもいつかズルズルと表に出た話だと思うし いつかしっかり向き合わなきゃいけない問題だと今でも思います。それが今でそういう時代になった」と説明した。

 自身の思いを伝えた上で、「今後の事も救済、新会社含め言動と行動がしっかり伴えば僕の考えとしては新会社でジャニーズの良いところだけを引き継ぎ、本当の意味で素敵な場所として再出発する事は可能だと信じてます」と、事務所の再出発への期待とエールで締めくくった。
【楽天】オススメアイテム