小日向文世 息子の星一、春平も「芝居の道に」 出した条件とは「耐えられるんならいいよ」

2023年11月08日 14:01

芸能

小日向文世 息子の星一、春平も「芝居の道に」 出した条件とは「耐えられるんならいいよ」
小日向文世 Photo By スポニチ
 俳優の小日向文世(69)が8日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。息子で俳優の小日向星一(28)、小日向春平(25)について語った。
 小日向は39歳の時に劇団の後輩と結婚。司会の黒柳徹子から「息子さんが2人いらっしゃるのね」と振られると、「長男が28ですね、次男が25です」と明かした。

 「息子2人が生まれた頃は暇でしたねぇ」と話し、「長男が生まれた頃は劇団に所属してたんですけど、次男坊が生まれた時は劇団が解散して映像の仕事を始めたんですけど、なかなか仕事が来なかったですね。しょっちゅう2人連れて公園に行ってましたねえ」と振り返った。

 その後、息子たちは「演劇サークルに入って。結局(大学を)卒業して2人共芝居の道に進んでますね」と告白。「大学の演劇サークルに入った時、ああ、そっちに行くのかと思ってましたけど、卒業してどうするのかなと思ったら、“やっぱり役者やりたい”って言うんで。まあ自分も役者って仕事を23からずっとやり続けましたからねえ。“いや、いいよ”って。“ただ、全然食えなかったけど、それに耐えられるんならいいよ”って言ってるんですけどね」と自身が反対することはなかったとした。

 黒柳が「(耐えて食べられる俳優に)なれそう?2人共」と尋ねると、小日向は「まあでも夢中でやってますからね。面白がってやってますから。それは全く見当がつかないんですけれども、本人たちが面白がってやってるんならまあ、それもありかなと。やっぱり食っていくっていうのが一番大変なところなんですけどね。食えない時にどこまで踏ん張って、そこにしがみついていけるか」と語った。

 また、「長男がもうそろそろ家を出て一人住まい始めようかなって考えてる頃にコロナ禍に突入して。2カ月ぐらいは家族4人で朝から晩までずっとうちにいたんですよ」との出来事もあったとし、「僕はそれがうれしくてね。もういつも子供の頃はしょっちゅういたんですけれども、もう一度それが目の前で再現できてるっていうのかな。仕事はないんだけれども、息子2人がいて、4人で食事ができるっていうのが僕は本当に楽しかったですね」としみじみと話した。

 息子2人の寝顔を見に行ったと言い、「僕は息子2人が小さい頃、寝てる顔が大好きで、よく写真撮ってたんですけど、大きくなってからも寝てる顔を見るのが好きでね」と目を細めた。

 今もハグをよくするとし、「それは小さい時からね、幼稚園に行くってうちを出る時から必ずハグをして、ちゃんときょうも無事帰って来るんだよっていう気持ちでハグをして。何があるかもしれませんからね」と小日向。「だから本当に家を出る時はハグをしてっていうのをもうずーっとしつこくやってましたから。だからいまだに息子たちは、長男はもう(家を)出たんですけど、遊びに来た時も、たまに泊っていくと、“お父さんおやすみ”って言ってハグするんですよ。出て行く時も“じゃあまたね”って言ってハグをする。次男坊も必ずおやすみと、出て行く時は僕必ず玄関まで見送って、“じゃあ”って言ってハグをする。どんなことがあろうとそれだけは」と説明した。

 息子2人が幼い頃は、毎晩2人を足をさすっていたとも明かした。「4人でベッドを2つくっつけて川の字になって寝てて。僕は(家族の)足の方に寝るのが好きで。なぜかっていうと全員の足を触って寝るのが。だから長男と次男の足を触りながら、僕の足元には妻の足が当たるようにして、全員の足を触って寝るのがね、好きだったんですよ」と驚きの発言。「ところがだんだん息子たちが大きくなって、蹴とばされるようになって、もうちょっとぎりぎりでしたけどね。でもなんか、全員の肌に触れて寝るのが好きでしたね」と笑ってみせた。


 

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