マッチとの悪夢、トップ歌手の栄光…中森明菜の胸中に渦巻く思いが見えた!

2023年11月09日 05:29

芸能

マッチとの悪夢、トップ歌手の栄光…中森明菜の胸中に渦巻く思いが見えた!
半年ぶりに投稿された中森明菜のSNS
 歌手の中森明菜が8日、今年5月1日以来約半年ぶりに自身のSNSを更新した。この日は再録した大ヒット曲「北ウイング」が収録されている、同曲を作曲した林哲司氏の「林哲司50周年記念トリビュートアルバム サウダージ」の発売日。「北ウイング」は1984年の作品で、同年の日本レコード大賞で明菜が最優秀スター賞を受賞した際の曲。明菜は「当時は、国境を超えて彼の元へ向かう意思のある女性として歌っていました」とつづった。
 成田空港を連想させる国際空港の北ウイングから、旅立つ女性の心情を歌った一曲。発売からおよそ40年。明菜は「40年の時を経た今、ひとりの女性がすべてを捨てる覚悟で一歩を踏み出す勇気を讃(たた)えたいと思い」と再録をした理由を説明。「彼女を見守り応援する気持ち、そして康さん(作詞した康珍化氏)・林さん・この曲を愛してくださるみなさまへ感謝の気持ちを込めて歌いました。あきな」と込めた思いを明かした。

 この40年、明菜の芸能生活は波乱の連続だった。89年7月に自殺未遂。そして同年、伝説となっている大みそかの「金屏風(びょうぶ)会見」。明菜は会見で涙ながらに謝罪。同席し、当時交際していた近藤真彦からは、詰めかけた報道陣の前で結婚を否定された。その後は体調不良や事務所トラブルなどにも見舞われ、露出が減っていった。18年からは再び活動を休止し、表舞台から姿を消した。

 そんな明菜から突然発せられた“決意表明”とも取れるメッセージに、ファンの期待も高まっている。デビュー40周年の昨年は個人事務所「HZ VILLAGE」を設立。今年に入ってからもファンクラブ会員とラジオ番組で交流するなど活動の場を広げている。ニューヨークからサプライズで出演した14年以来のNHK紅白歌合戦に出場するのではとの報道もある。ファンは明菜の完全復活を待ち望んでいる。

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