スタレビ 伝説の100曲ライブで願い叶えてくれた老舗の弁当に感謝「足を向けて寝られない」

2023年11月09日 16:22

芸能

スタレビ 伝説の100曲ライブで願い叶えてくれた老舗の弁当に感謝「足を向けて寝られない」
スターダスト☆レビューの根本要 Photo By スポニチ
 人気バンド「スターダスト☆レビュー」が、7日放送のBSフジ「霜降り明星のゴールデン☆80’s」(火曜後10・00)にゲスト出演し、2001年に開催した伝説の“つま恋ライブ”の秘話を語った。
 1979年、「ジプシーとアレレのレ」のバンド名で出たコンテストで、優秀曲賞を受賞。81年に現在のバンド名に改め、「シュガーはお年頃」でデビューした。「夢伝説」(84年)、「追憶」(92年)、「木蘭の涙」(93年)と数々の名曲を生み出し、今年でデビュー42周年。ライブの総回数は2500回を超える。

 そんなスタレビが、デビュー20周年を記念して行ったのが、01年8月に静岡県のつま恋で開催した「つま恋100曲ライブ」だった。全101曲を歌い、「24時間で最も多く演奏したバンド」として、ギネス世界記録にも認定された。もう一つの大きな特徴として、ベース柿沼清史(65)「お食事券付きライブだったんです」と明かした。

 ボーカル根本要(66)は「チケットにお食事券を付けて。1万5000人集まって下さった。同じものを食べていただきたいじゃないですか?」と説明。ライブ会場で一体感を出すため、みんなで同じ弁当を食べることを希望した。

 しかし、ここで問題が発生。「いろんなところに当たったんですけど、7000食が限度だったんですよ」。どの弁当店も、用意できる数に限度があったといい、3種類ほどに分けて食べる案も浮上したという。

 ところがライブが近づく中、スタレビの願いを叶えてくれる店が現れた。根本は「1週間くらい前に、崎陽軒のシウマイ弁当が“うち、いいですよ。1万5000集まりますよ”と」と、横浜の老舗・崎陽軒が製造を受け持ってくれることを明かした。野外ライブのため、中止の場合に買い取れない旨を明かしたが、「大丈夫です。キオスクでちゃんとはけますから」と神対応でこたえてくれたという。

 ライブは無事に開催され、ファンはスタレビの音楽を楽しみつつ、シウマイ弁当にも舌鼓。根本は「僕らも、崎陽軒に足向けて寝られない」と感謝していた。

 柿沼が「お弁当もギネス申請していたら、絶対もらえてた」とつぶやくと、根本も「そっちだったな…話題性でいくと」と笑わせていた。
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