スタレビ 伝説の100曲ライブで願い叶えてくれた老舗の弁当に感謝「足を向けて寝られない」
2023年11月09日 16:22
芸能
そんなスタレビが、デビュー20周年を記念して行ったのが、01年8月に静岡県のつま恋で開催した「つま恋100曲ライブ」だった。全101曲を歌い、「24時間で最も多く演奏したバンド」として、ギネス世界記録にも認定された。もう一つの大きな特徴として、ベース柿沼清史(65)「お食事券付きライブだったんです」と明かした。
ボーカル根本要(66)は「チケットにお食事券を付けて。1万5000人集まって下さった。同じものを食べていただきたいじゃないですか?」と説明。ライブ会場で一体感を出すため、みんなで同じ弁当を食べることを希望した。
しかし、ここで問題が発生。「いろんなところに当たったんですけど、7000食が限度だったんですよ」。どの弁当店も、用意できる数に限度があったといい、3種類ほどに分けて食べる案も浮上したという。
ところがライブが近づく中、スタレビの願いを叶えてくれる店が現れた。根本は「1週間くらい前に、崎陽軒のシウマイ弁当が“うち、いいですよ。1万5000集まりますよ”と」と、横浜の老舗・崎陽軒が製造を受け持ってくれることを明かした。野外ライブのため、中止の場合に買い取れない旨を明かしたが、「大丈夫です。キオスクでちゃんとはけますから」と神対応でこたえてくれたという。
ライブは無事に開催され、ファンはスタレビの音楽を楽しみつつ、シウマイ弁当にも舌鼓。根本は「僕らも、崎陽軒に足向けて寝られない」と感謝していた。
柿沼が「お弁当もギネス申請していたら、絶対もらえてた」とつぶやくと、根本も「そっちだったな…話題性でいくと」と笑わせていた。