竹中直人、マーベル映画吹き替え版でニック・フューリーの声を担当　他にやりたい役は…

　俳優の竹中直人（67）が9日、大阪市内で映画「マーベルズ」の10日の日米同時公開を記念して開催された前作「キャプテン・マーベル」（19年）との“イッキ見”前夜祭上映会の舞台あいさつに登壇。「3人のヒーローがメチャかわいい。（ネコの）グースもかわいい。これまでのクールなニックとは違って、かなり叫んでます」とPRした。 　竹中はアベンジャーズ計画を発案した“創始者”であるニック・フューリーの日本語吹き替え版で声優を務める。12年の「アベンジャーズ」から同役を務めている。だが、今回の舞台あいさつで竹中は驚きの声をあげた。4時間超えの2本の映画はいずれも字幕スーパーでの上映。「エッ、日本語吹き替えじゃないの？残念」と苦笑いした。

　MCから「大阪で最強なのは？」と振られた竹中。「阪神タイガースです。おめでとうございま～す」とエール。5日に阪神が38年ぶりの日本一に。その祝勝会でのビールかけで、平田勝男ヘッドコーチが、中締めのあいさつで壇上に上がり「宴も竹中直人（たけなわ）ですが、日もどっぷり暮れたところで、中島みゆき（中締め）させていただきます。お疲れ生（さま）です」と、ダジャレを連発。「自分の名前を呼んでいただき光栄です。平田ヘッドコーチ、ありがとうございます。感謝してます」と何度も御礼の言葉を発した。

　大阪の思い出については「中島らもさんと谷6（谷町6丁目）から空堀商店街へ。大阪に来たら思い出す」と懐かしんだ。「何か質問は？」と自ら客席のファンのために質問コーナーを設けるシーンも。「アベンジャーズでどの作品が難しかったか？」の質問には「キャプテンマーベルかな？若い頃のニックは髪の毛もあったんで」と笑わせ、「ニック以外の誰の声をやりたいか？」との問いには「ウーン、スパイダーマン」と答えた。