黒柳徹子、人生一番の大恋愛 フランス人ピアニストと40年愛 手つなぎデートも「最後はその方…」

2023年11月10日 21:17

芸能

黒柳徹子、人生一番の大恋愛 フランス人ピアニストと40年愛 手つなぎデートも「最後はその方…」
黒柳徹子 Photo By スポニチ
 女優の黒柳徹子(90)が、10日放送のTBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ 2時間SP」(後8・00)にゲスト出演し、人生で一番の大恋愛について語った。
 これまで独身を貫いている黒柳。MCの中居正広から「40年間、思いを寄せた方がいらっしゃったのは本当なんですか?」と問われると、黒柳はしばらく考えながら「うんとね…それは本当です」と返答。「そうね、才能のある人、それから優しい。見場(外見)がいい。しょっちゅう会っているわけじゃないけど、話が合いましたよ」と明かした。黒柳の秘めた恋に、スタジオからはどよめきが起きた。

 相手は「ピアニストです」と明かした。フランス人で、世界をまたにかけるほど人気の音楽家だったという。来日公演の際、仕事で知り合って以来の関係で、普段はファクスを使って文通。お互い多忙なため、年に1、2度しか会えない間柄だったが、黒柳が忙しい合間を縫って世界中へ会いに行ったという。「彼のいるところに私が行くわけだから、とってもスリル満点でしたよね」と懐かしんだ。

 会う時はサプライズだったという。「“行きますよ”と言わないのみならず、黙って入ってコンサートに行くでしょう?“レコードとかにサインして下さい”って言って、公演後に並ぶのよ。そこに並びましたよ、私」と明かした。男性とは日本でデートをしたこともあるといい、「手をつないで歩いたこともありますよ。六本木。彼とご飯を食べに行く時、何となく手をつないで歩いちゃった」と打ち明けた。

 結婚については「そんな話もちょっと出ましたよ」と話し、驚かせた。しかし、そこに立ちはだかったのは、お互いの仕事。「私が仕事を辞めるか、向こうが仕事を辞めるかすればできるけど、そうしないとできないでしょう?」。結局、それぞれが仕事を選んだ。

 男性との交際は40年間、続いたが、2012年に別れが訪れたという。「結局、最後はその方、亡くなったの。パーキンソン(病)。だから、ピアニストにとっては致命的ですよ」。完璧主義者だったといい、「日本で公演した時に、出てきて引っ込んだことがあったの、1日。パーキンソンというのがどこで止まるのか分からない。その日はやめた方がいいって」と振り返った。

 男性とやり残したことを聞かれると、「そうね、旅行なんかしたらいいかなって」と、叶うことのなかった小さな幸せを口にしていた。
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