宝塚歌劇団元娘役　劇団員急死「OGとして本当に悲しい」沈痛　「今は時代も環境も何もかも違う」

　女優の毬谷友子（63）が11日までに自身のX（旧ツイッター）を更新。古巣でもある宝塚歌劇団の女性劇団員（25）が9月に急死した問題について投稿した。 　劇団員をめぐっては、遺族の代理人弁護士が10日、東京都内で記者会見し「過重な業務や上級生劇団員のパワハラによって心身の健康を損ない、自殺に至った」と訴えた。

　「将来ある女性が命を奪われたことは極めて重大だ」と強調。今後、歌劇団や運営する阪急電鉄と話し合った上で謝罪と補償を求めるとしている。

　毬谷は80年に音楽学校卒業後、66期生として入団。娘役として活動した。記事を引用し、「宝塚OGとして、この事は本当に悲しい。ご遺族の皆様に、心から心からお悔やみ申し上げます」と追悼。

　「そして拙い先輩ではありますが、自分の事より皆のために、新人公演の長を務めるべく精一杯生きた彼女の魂が今は安らかでありますように祈ります。お疲れさまでした。合掌」と悼んだ。

　また「私が在籍していた頃と今は時代も環境も何もかも違うから憶測で軽はずみなことは絶対に言えないです」ともつづった。