大橋純子さん急逝 もんたさん死去で悲痛コメントから20日後…「天国でデュエットを」「言葉出ない」の声

2023年11月11日 07:34

芸能

大橋純子さん急逝 もんたさん死去で悲痛コメントから20日後…「天国でデュエットを」「言葉出ない」の声
18年、食道がんが見つかったことを公表も笑顔で会見する大橋純子さん
 1970年代後半から80年代前半にかけて「シルエット・ロマンス」「たそがれマイ・ラブ」などのヒット曲を放った歌手の大橋純子(おおはし・じゅんこ)さんが9日に死去した。73歳。北海道出身。死因は明らかにされていないが、食道がんで闘病中だった。
 圧倒的な歌唱力で人々を魅了した大橋さん。晩年はがんと闘いながら、最後まで歌手としてステージに上がる努力を続けていた不屈のボーカリストだった。

 体調が急変したのは1週間ほど前。緊急入院したまま帰らぬ人となった。2018年以降がんが度重なり、治療に専念。コンサートも無念の中止となった。その間も復帰に向けて、ボイストレーニングに取り組んでいたという。

 「もんたよしのりwith大橋純子」名義で83年に発表した曲「夏女ソニア」のデュエット相手、もんたよしのりさん(享年72)の訃報が伝えられた先月22日には追悼のコメントも発表していた。

 もんたさんは先月18日に大動脈解離のため72歳で亡くなり、大橋さんは事務所を通じて「もんたさんの突然の悲報に接し現実のこととは思えず、ただただ茫然としております。。。」と沈痛の思いを記した。

 1983年にもんたさんとデュエットで「夏女ソニア」を発表。化粧品メーカーのキャンペーンソングに起用され、人気を博した。

 「もんたさんとは当時同じ事務所で夏女ソニアという曲でデュエットした事もあり、コロナ前になりますが、久しぶりに神戸国際会館で二人で夏女ソニアを歌って、キーの高さでヘトヘトになりながら、『まさかお互いこんな年代になるまでこの曲を歌うなんて思わなかったよね』なんて笑いながら話したり、、でも若手時代を思い出しながら楽しいひとときを過ごさせて頂きました」と回想。

 「その後、私が療養する事になったり、自粛期間があったりで、タイミングが合わなくてご一緒する事は叶わず、とても悲しくてなりません。どうかゆっくりお休みください、、、」と偲んでいた。

 それから1カ月も経たないうちに今度は大橋さんの訃報。ネット上では「言葉が出ない…」「もんたさんの後を追うように旅に…」「天国でデュエットを」「昭和のJポップス界を支えた歌手達の訃報が続いて辛い…」「物凄い声量の持ち主でした。名曲も多い。ご冥福をお祈りします」「それにしても今年はミュージシャンの訃報が多い」「もんたさんに続いて…昭和歌謡の星が落ちていく」などとショックを受けた投稿が相次いだ。

 大橋 純子(おおはし・じゅんこ)1950年(昭25)4月26日生まれ、北海道出身。短大在学中にバンド活動を開始。「大橋純子と美乃家セントラルステイション」として77年に発売した「シンプル・ラブ」がヒット。プライベートでは79年に作曲家の佐藤健氏と結婚。仲人は北島三郎夫妻が務めた。

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