レイザーラモンRG ラグビー7人制日本代表にエール パリ五輪アジア予選を前に「ワンチームで」

2023年11月16日 05:30

芸能

レイザーラモンRG ラグビー7人制日本代表にエール パリ五輪アジア予選を前に「ワンチームで」
リーチ・マイケルに扮(ふん)し7人制ラグビー日本代表にエールを送るレイザーラモンRG(撮影・会津 智海) Photo By スポニチ
 お笑いタレントのレイザーラモンRG(49)が15日、パリ五輪の男女7人制ラグビーアジア予選(18、19日、大阪市)に臨む日本代表にエールを送った。モノマネの持ちネタに「リーチ・マイケル」があり、ラグビー芸人としても人気のRG。この日は、リーチが所属するラグビーリーグワン1部BL東京のユニホームを着用し「とにかくワンチームで。日本を代表している気持ちになって」と本人に成り切ってエールを送った。
 日本代表の活躍に熱狂したW杯フランス大会から約1カ月。五輪切符をかけた大一番を前に、RGは「もっとラグビーの試合を見たいという人が多い。そんな中、まだラグビーがあるぞということで大いに盛り上がるのではないか」と期待した。ただ15人制に対し、7人制の知名度はまだ低いのが現実。そんな状況にRGは「象徴となる選手の登場」を望んだ。「リーチさんのようにみんながまねしたくなる人が出てくるのが一番」と持論を語った。

 注目選手に挙げたのはキャプテンの林大成(31)だ。華麗なステップを武器にする選手で、YouTubeではアメフト選手の守備と“対決”する動画などを配信し人気者になっている。RGは「試合の後、彼のYouTubeを絶対に見たくなる。チャンネルでぜひ我々、吉本興業の芸人をいっぱい使っていただきたい」とコラボにも意欲を見せた。

 おなじみの「あるあるネタ」も披露し「7人制は南半球の島しょ部が勝ちがち」と歌った。確かに強豪として知られるのはニュージーランドやフィジー。それでもRGは「金メダルを獲ったとしてもゴールはここじゃない。まだ終わりじゃない」とB’zのラグビー応援ソング「兵、走る」の歌詞になぞらえて、エールを送った。大阪からパリへ。つわものが駆けるさまに注目だ。(前田 拓磨)

<15人制との違い> 15人制と7人制は同じフィールドを使って行われる。大きく異なるのは時間とゴールキックだ。15人制が40分ハーフで行われるのに対し、7人制は主に7分ハーフで実施。ハーフタイムも2分以内と短い。ゴールキックは15人制がボールを地面に置いて蹴るのに対し、7人制では地面にボールを落としてから蹴るドロップキックが採用されている。広いフィールドを少人数で守るため、得点も入りやすい。

<予選形式> 五輪アジア予選には男子8チーム、女子7チームが参加する。優勝したチームが五輪の切符を手にし、2、3位の2チームは最後の1枠を争う世界最終予選(敗者復活戦)に回る。本大会には男女12チームが参加。日本代表は男女ともに3大会連続の出場を目指しており、女子は出場濃厚とされている。

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