旧ジャニ「当事者の会」が所属男性の死亡報道受けコメント「悔しさと悲しみが込み上げてきます」

2023年11月17日 09:25

芸能

旧ジャニ「当事者の会」が所属男性の死亡報道受けコメント「悔しさと悲しみが込み上げてきます」
旧ジャニーズ事務所 Photo By スポニチ
 ジャニーズ事務所元社長のジャニー喜多川氏(享年87)による性加害問題で被害を訴えている「ジャニーズ性加害問題当事者の会」が17日までに、同会に所属していた男性が死亡した報道を受けて公式HPでコメントした。
 トップページに「当会メンバーのご訃報に接し」とのタイトルでコメントを掲載。「ご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申し上げますとともに、心より哀悼の意を表します」と追悼し、「これほど辛くて苦しい思いを誰が望むのでしょうか。決してあってはならないこと、誠に痛恨の極みです。人権や尊厳まで奪う権利が誰にあるのでしょうか。悔しさと悲しみが込み上げてきます」と訴えた。続けて「なにより、ご遺族様のご心痛、いかばかりかとお察し申し上げます。心からご冥福をお祈りいたします。合掌」とつづった。

 さらに「お願い」として、「ご遺族様の安穏なるお時間が取り戻せることを願い、どうか静かにお見守り下さることを皆様方にお願い申し上げます。メディアの方々、応援して下さる方々、本件を知る方々、どうぞ宜しくお願い申し上げます」と呼び掛けた。

 今月14日、当事者の会に所属していた男性が死亡したと報じられた。報道によると、男性は自殺とみられており、誹謗中傷を受けていたことも分かっている。旧ジャニーズ事務所は同日、本紙の取材に「謹んでお悔やみ申し上げる。ご遺族に誠心誠意対話させていただく。被害者や家族への誹謗中傷は絶対にやめていただくよう発信に努める」と回答している。
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