松下洸平「光る君へ」で大河初出演　オリジナル役に「芝居を重ねながらリアリティーを追求していけたら」

　女優の吉高由里子（35）が主演し、主人公・紫式部役を演じる来年2024年のNHK大河ドラマ「光る君へ」に、俳優の松下洸平（36）が周明（ヂョウミン）役で初出演することが分かった。17日、同局のドラマ公式ツイッターで第7次出演者発表がされた。 　周明は、朱仁聡らとともに越前にやってきた、宋の見習い医師。まひろに宋の言葉を教えてくれ、二人は親しくなっていく。優しく穏やかだが、どこか謎めいたところがある男。

　松下は、演じる役柄について「周明は宋で医師を志す青年です。口数は多くないですが、使命感の強い芯のあるキャラクターだと思いました。忠実にはいないオリジナルの役ということもあり、監督や共演者の皆様と芝居を重ねながらリアリティーを追求していけたらと思っています」とコメント。「吉高さんとは約2年ぶりの共演になるので、またご一緒できるのが今からとても楽しみです」と胸を膨らませた。

　大河ドラマの作品については「エンターテインメントが詰まっていて、歴史に詳しくなくても夢中になって見てしまうドラマです。長きにわたり日本中で愛され続けている大河ドラマに初めて出演させていただけること、光栄に思っています」といい、出演に意気込んだ。

　また、今回の出演者発表で、三条天皇を木村達成が、藤原顕光を宮川一朗太が、藤原頼道を渡邊圭祐が、朱仁聡を浩歌が演じると発表された。宮川、渡邊、浩歌はそれぞれ大河ドラマ初出演となる。