懲役3年、執行猶予5年の市川猿之助被告 判決理由には微動だにせず 法廷では目をつぶりうつむいていた
2023年11月17日 15:35
芸能
また、同被告は判決理由読み上げの際には微動だにせず、耳を傾けた。判決理由については「自殺ほう助の選択が短絡的であること、被告の思考が自身の立場が狭くなっていたことを踏まえても、経緯や動機にくむべき事情が多いとはいえない。今回、被告の刑事責任は軽視することはできない」などと説明された。
その後、同被告は傍聴席、裁判官、最後に退廷時と計3回頭を下げて退廷したようだ。
先月20日に行われた初公判で、検察側は懲役3年を求刑。関係者によると、猿之助被告は現在、弟子のサポートを受けながら自宅で静かに過ごしているという。初公判では舞台復帰への意欲を口にしたが、判決公判で新しい発言があるのか注目が集まっていた。
起訴状によると、猿之助被告は5月17日、東京都目黒区の自宅で、自殺を手助けするため父親で歌舞伎俳優の市川段四郎さんと、母喜熨斗延子さんに向精神薬を服用させ、同日から翌18日にかけて死亡させたとしている。