KANさん 元担当ディレクターが語る人柄 理想の女性にまっしぐら「夢の中だけでもキョンキョンと」

2023年11月18日 05:30

芸能

KANさん 元担当ディレクターが語る人柄 理想の女性にまっしぐら「夢の中だけでもキョンキョンと」
91年、コンサートを行ったKANさん Photo By スポニチ
 音楽で聴く人を元気にしてきたKANさん。デビュー当時を知る元担当ディレクターは、本紙の取材に「ロマンチックな人。理想の女性のタイプにまっしぐらだった」と人柄を明かした。
 特に顕著に現れていたのが、♪僕は本当に好きなのさ 君だけを…の歌詞で知られるデビュー曲「テレビの中に」。小泉今日子(57)の熱烈なファンだったといい、KANさん自身が「夢の中だけでもキョンキョンと結婚したい」という思いで制作したという。

 音楽プロデューサーだった父親の影響で音楽を始めた。日常生活から音楽に親しみ、小学生でクラシックピアノを習い始め、毎日3時間の練習が日課。バッハが得意で、ピアノの技術も高かった。「音楽に真面目でストイック。ヤマハの打ち込み機材でたくさん曲を作っていたけど、洋楽好きだったから洋楽っぽい曲が多かった。全部センスが良かったね」と振り返った。

 明るく、お笑いが好きな一面も。コンサートではミュージシャン同士で寸劇を行うなど、当時としては珍しい手法でエンタメ性のあるステージを展開していた。「人に笑ってもらうのが好きな人だった」と結び、KANさんをしのんだ。
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