「どうする家康」直政は台詞死…忠勝&康政“最後の槍&友情”にネット涙「大樹寺から…」さらば徳川四天王

2023年11月19日 20:45

芸能

「どうする家康」直政は台詞死…忠勝&康政“最後の槍&友情”にネット涙「大樹寺から…」さらば徳川四天王
大河ドラマ「どうする家康」第44話。本多忠勝(平八郎)(山田裕貴・奥)と榊原康政(小平太)(杉野遥亮)は“盟友最後の槍”を交え…(C)NHK Photo By 提供写真
 嵐の松本潤(40)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は19日、第44話が放送され、徳川四天王の残る3人、本多忠勝&榊原康政&井伊直政の“最期”が描かれた。
 <※以下、ネタバレ有>

 第44話は「徳川幕府誕生」。徳川家康(松本潤)は大坂城に戻り、関ヶ原の戦勝報告。茶々(北川景子)から豊臣秀頼と孫娘・千姫の婚姻を強いられ、不満があらわになる。時は流れ、慶長8年(1603年)、征夷大将軍となり、江戸に幕府を開いた家康。ウィリアム・アダムス(村雨辰剛)らと国づくりに励むが、徳川秀忠(森崎ウィン)の頼りなさが不安の種…という展開。

 江戸城。関ヶ原遅参の件など、家康は秀忠を叱責。榊原康政(小平太)(杉野遥亮)と本多忠勝(平八郎)(山田裕貴)が諌めた。

 家康には自分を叱る家臣たちがいた。秀忠の成長を気長に待つ時間はない。「関ヶ原は、まだ終わっておらぬ」。家康は秀頼の成長、紀伊・九度山に蟄居している真田信繁(日向亘)ら浪人(牢人)を警戒。「平八郎、隠居など認めんぞ。小平太も、まだ老いるな。まだ、おまえたちの力が要る」。康政は「手の焼ける主じゃ」、忠勝は「全く。いつになったら、主君と認められるやら」。3人は笑い合った。

 家康は秀忠に“帝王学”を指南。1年のうちに征夷大将軍を引き継ぐと伝えた。

 伊勢・桑名。康政が再び忠勝を訪ねる。肖像画はまだ完成しない。康政は腸(はらわた)、忠勝は目を患っている。「老いには抗えん。無念だが、我らはここまでのようじゃ。役目は、終えたのだ」と立ち去る康政を、忠勝が引き留め「わしは、認めん!殿を守って死ぬのが、わしの夢じゃ。老いなど認めん。見届けるまで、死ぬな!」――。

 盟友が“最後の槍”を交える。若かりし頃の機敏な動き。「やるではないか。大樹寺の小僧」(忠勝)「お主もな。礼儀知らずのあほたわけ」(康政)――。2人は、家康が「わしは寅の年、寅の日、寅の刻に生まれた武神の生まれ変わりじゃ!そなたたち(家臣団)のことは、このわしが守る!わしが守るんじゃ!」と“覚醒”した大樹寺の時(第2話、1月15日)から主君と認めていたと互いに明かし、笑い合った。康政は慶長11年(1606年)、忠勝は慶長15年(1610年)、家康より早く天に召された。

 19歳になった秀頼(作間龍斗)は「さあ、宴の時じゃ」。家康は「時が満ちた」と立ち上がる。豊臣に、そして家康の背中に、ついに完成した肖像画の忠勝が睨みを利かせている。

 SNS上には「平平コンビの背中に涙。殿の側にいてくれて、ありがとう」「号泣。最後の最後まで殿と一緒に天下を目指した平平コンビ。本当にお疲れさま」「大樹寺から、もう認めていた平平コンビに泣く」「肖像画なんぞ本物と似ても似つかないものよ、というのを物語に組み込むの、お見事」「柱の傷の年表で…サヨナラじゃ、徳川四天王(涙)」などの声が続出。視聴者の涙を誘った。

 次回は第45話「二人のプリンス」(11月26日)が放送される。

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