掛布雅之氏が指摘する「日本シリーズの勝敗を分けた1球」は…「追い込んでからですからね」

2023年11月19日 10:46

芸能

掛布雅之氏が指摘する「日本シリーズの勝敗を分けた1球」は…「追い込んでからですからね」
石橋貴明 Photo By スポニチ
 阪神OBの掛布雅之氏(68)が、19日放送のTBSラジオ「SPORTS BULL presents 石橋貴明のGATE7」(日曜前7・00)にゲスト出演。石橋貴明(62)とともにプロ野球SMBC日本シリーズを独自目線で振り返った。
 2人は3勝3敗で迎えた第7戦を回想。石橋が「見ていると、3回まで互角だけど、贔屓目だけど宮城君の方が良かった」と阪神の先発・青柳よりもオリックスの先発・宮城の方が状態は良かったと指摘した。

 掛布氏は「僕もそう思います」と石橋の意見に賛同。「青柳の方がバラツキがありました。高め抜けたり。ただ、青柳本来のボールの力がありましたね」とした。

 そして、青柳の特徴であるゴロが少なく、フライが多かったものの「(打球が)抜けなかったでしょ?3回ぐらいまでオリックスにチャンスありましたよね。1点でも入ってれば(4回の)ノイジーのホームランはなかった。あと一押しだったんですよ。ここですよね」とオリックスの勝機は序盤の3回までにあったとした。

 石橋が「ノイジーのホームランは大山へのデッドボールの後」と言及。すると、掛布氏は「あれが痛い」と続き「(大山に対して、宮城は)2ストライクまで追い込んでからですからね。あのデッドボールがなかったら、あの3ランはなかった。追い込んでからのデッドボールですから」と振り返った。

 そして「日本シリーズの勝敗を分けた1球は、大山のデッドボールかもしれませんね」と分岐点になったのではと分析した。

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