鈴木おさむ氏 「あれがなかったら、めちゃイケやってなかった」運命的な出来事 放送作家になった経緯
2023年11月19日 13:25
芸能
![鈴木おさむ氏 「あれがなかったら、めちゃイケやってなかった」運命的な出来事 放送作家になった経緯](/entertainment/news/2023/11/12/jpeg/20231112s00041000368000p_view.webp)
「それで行ってみたら何百人といたんですけど。作家になりたいって言ったら、『最近の作家は出役の気持ちがわからない。自分でコントを書いて半年芸人をやり続けたら作家として考えてやる』って言われて。翌月からネタ書いて、オーディション受けて」と芸人として活動していた。
作家になるための芸人活動をしていたところ、「ダチョウ倶楽部のマネジャーのシゲさんが、何者でもない僕のネタを面白いって言ってくださって。感謝してるんです。半年経って、ニッポン放送で山田邦子さんと松村邦洋さんの番組に入れてもらったんです」と、ラジオで放送作家生活がスタート。ニッポン放送では10本以上のレギュラーを抱えるまでになった。
そして「22歳の時に木村拓哉君とよゐこがきっかけで片岡飛鳥さんと出会って、テレビの生活がスタートしたんです」。フジテレビで22年続いた人気番組「めちゃ×2イケてるッ!」を手掛けるなど90年代以降の日本のバラエティーをけん引してきた同番組の名プロデューサーの片岡飛鳥氏と出会った。
「ニッポン放送で『よゐこのオールナイトニッポン』を単発でやると。オーディションがあってですね。まあまあ売れてたんですけど、オーディションテープ作ったら(よゐこが)落ちたんです」とまさかの結果に。「悔しいから何カ月かかってもいいから毎週会ってオーディションテープ作ろうって。お互いお金にはならないんだけど、作ってたらようやくできると。それですごい仲良くなって」と回想。
よゐことニッポン放送の会議室で深夜まで作業していたところ、警備員が間違えて「フジテレビの片岡飛鳥さんがナインティナインに面会です」と電話があったという。
「『とぶくすりZ』という番組が始まる2カ月前くらいだったんですけど、飛鳥さんがナインティナインに説明に来る日だったんです。警備員さんがナインティナインの会議室と間違えて電話してきたんですね。それで、『まだナインティナインさん来てないから、良かったらよゐこの楽屋で待ちませんか?』と。その時に僕とよゐこの会話を見た飛鳥さんが、よゐことあんなふうに話す作家さん初めて見たと言って、それでとぶくすりに来ないかって言われたんです」と偶然が重なって、番組に携わることになった。
「警備員さんが間違い電話をしてなかったら、ナインティナインが早く来てたら、めちゃイケやってなかったんです。だからニッポン放送にはすごい縁を感じている」としみじみ振り返った。