「どうする家康」還暦の家康キョトン…ネット爆笑「義時?」於大の方“干支詐称”第2話→超ロングパス伏線

2023年11月20日 11:00

芸能

「どうする家康」還暦の家康キョトン…ネット爆笑「義時?」於大の方“干支詐称”第2話→超ロングパス伏線
大河ドラマ「どうする家康」第44話。於大の方(松嶋菜々子・右)は寧々(和久井映見)と初対面し…(C)NHK Photo By 提供写真
 嵐の松本潤(40)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は19日、第44話が放送された。話題のシーンを振り返る。
 <※以下、ネタバレ有>

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどの古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となった。

 第44話は「徳川幕府誕生」。徳川家康(松本潤)は大坂城に戻り、関ヶ原の戦勝報告。茶々(北川景子)から豊臣秀頼と孫娘・千姫の婚姻を強いられ、不満があらわになる。時は流れ、慶長8年(1603年)、征夷大将軍となり、江戸に幕府を開いた家康。ウィリアム・アダムス(村雨辰剛)らと国づくりに励むが、徳川秀忠(森崎ウィン)の頼りなさが不安の種。一方、大野治長(修理)(玉山鉄二)が茶々の下に戻り、反撃の機会をうかがい…という展開。

 慶長7年(1602年)、伏見城。於大の方(松嶋菜々子)が寧々(和久井映見)と初対面した。

 於大の方「だから、この子は寅年生まれの武神の化身じゃ~と、デタラメを言って一同を欺きましてな。ガオ~、ガオ~と」

 寧々「皆、内府殿は寅の生まれと思っとりますに?」

 於大の方「この子は兎だわ。家康、そなたはいつ頃まで寅と信じておったんだったかのう?」

 家康「今日(こんにち)まで。今の今まで、信じておりました…」

 於大の方と寧々は爆笑。

 於大の方「聞かなかったことになさい。今となっては、どうでもよいことじゃ」

 家康「そうもいきますまい」

 寧々「やはり将軍様は、寅の方がようございますものな」

 第2話(1月15日)、於大の方による“干支詐称”。同回のラスト、自害を踏みとどまった若き家康は大樹寺の門を開き、騙し討ちに遭った松平昌久(角田晃広)に咆哮。「わしは寅の年、寅の日、寅の刻に生まれた武神の生まれ変わりじゃ!そなたたち(家臣団)のことは、このわしが守る!わしが守るんじゃ!」――。威厳を示し、岡崎城に帰還した。

 本多忠勝(平八郎)(山田裕貴)と榊原康政(小平太)(杉野遥亮)も、実はこの時から家康を主君と認めていた。

 昨年の大河「鎌倉殿の13人」も、主人公・北条義時(小栗旬)が盟友・三浦義村(山本耕史)の“恋愛指南”に騙され続けたとあり、インターネット上には「晩年に真実を知らされる主人公」などと前作を思い浮かべる視聴者が相次いだ。

 第2話からの超ロングパスとなる伏線回収。この時、家康は61歳。SNS上には「まさかのw今の今までw」「ずっとサンタを信じていた子どもみたいなw」「殿のキョトンとしたお顔がかわいかった」「於大様の嘘のおかげで平平コンビも付いてきてくれたわけで」「義時&家康『もっと早く言ってほしかった…』」などの声が続出。視聴者の爆笑をさらった。

 次回は第45話「二人のプリンス」(11月26日)が放送される。

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