江川紹子氏 宝塚の再調査にジャニ問題の弁護士“推薦”「林真琴さんに頼んで、彼がやりやすい…」

2023年11月20日 07:54

芸能

 ジャーナリストの江川紹子氏が19日、自身のX(旧ツイッター)を更新。宝塚歌劇団(兵庫県宝塚市)の女性劇団員(25)が急死した問題で、歌劇団を運営する阪急が再調査する方針を固めたことについて言及した。
 歌劇団は14日に会見で発表した報告書は、遺族側が訴えた上級生からのいじめやパワハラの存在を認めず、長時間労働を強いる環境があったと認めた。上級生からヘアアイロンでやけどをさせられたという遺族側の主張については、劇団診療所から「ヘアアイロンのやけどはよくあること」などと報告を受け、やけどをさせられたという客観的証拠もないため「事実であるかを判断することは困難」とした。「うそつき野郎」「やる気がない」などの暴言があったとされることにも「全て伝聞情報」としてパワハラの存在を否定した。ヒアリングは宙組生、OG、役員らに実施。66人いる宙組生のうち、4人は聞き取りを辞退。その理由は「差し控える」とした。兵庫県警は、女性が自殺した可能性が高いとみて捜査している。

 一方、遺族側は劇団側の調査結果について反論会見を開き、再検証を求めた。遺族の代理人弁護士は「失当(不当)であり、劇団と上級生の責任を否定する方向に誘導している」と断罪し、中でも、女性が上級生からへアアイロンを額に当てられやけどした問題について強く反論。ヒアリングに応じた女性の母親は、やけど当日の女性の額を「3センチも皮膚がめくれあがっている状態」と証言した。

 江川氏は「阪急側による調査委員会ではなく、最初から第三者が行う調査でないと。林真琴さんに頼んで、彼がやりやすいメンバーを集めてもらったら?」と、故ジャニー喜多川氏の性加害問題をめぐり、ジャニーズ事務所が設置した「再発防止特別チーム」で座長を務めた林真琴弁護士の名前を挙げていた。

◆いのちの電話
【相談窓口】
「日本いのちの電話」
ナビダイヤル 0570(783)556
午前10時~午後10時
フリーダイヤル 0120(783)556
毎日:午後4時~同9時
毎月10日:午前8時~翌日午前8時
【楽天】オススメアイテム