玉川徹氏 団員転落死問題の宝塚歌劇団に「軍隊の方がまし」「同じ会社…阪急電鉄の怠慢」
2023年11月20日 14:29
芸能
一方、遺族側は劇団側のこの調査結果について反論会見を開き、再検証を求めていた。遺族の代理人弁護士は「失当(不当)であり、劇団と上級生の責任を否定する方向に誘導している」と断罪し、中でも、女性が上級生からへアアイロンを額に当てられやけどした問題について強く反論。ヒアリングに応じた女性の母親は、やけど当日の女性の額を「3センチも皮膚がめくれあがっている状態」と証言した。
玉川氏は、宝塚歌劇団について「軍隊のようだという話がありましたけど、今どき、軍隊の方がましですよ。世界中どこを見たって」と言い、「これは阪急電鉄の同じ会社の中の部門として考えるならば、この宝塚以外の場所でこういうことが行われていて、よしとするんですかね。逆に言えば、宝塚は特殊、特別だから、まさに時代遅れ、別の言い方をすれば、時代錯誤のこういう労働関係みたいなもの、人間関係みたいなものを放置してきたと。むしろ阪急電鉄の怠慢ということになるんじゃないかなあと思いますよ。だって同じ会社の中の一部門なんだから」と指摘。そして、「こういう事態になって、人の命が失われるようなことになって初めて気づくっていうことなんじゃないかなと思いますけれども、どうですかねえ」と自身の考えを述べた。
◆いのちの電話
【相談窓口】
「日本いのちの電話」
ナビダイヤル 0570(783)556
午前10時~午後10時
フリーダイヤル 0120(783)556
毎日:午後4時~同9時
毎月10日:午前8時~翌日午前8時