東国原英夫氏 宝塚の厳格組織構造に指摘「厳しい規律があるから美しい舞台…が通用しない時代」

2023年11月20日 15:24

芸能

東国原英夫氏 宝塚の厳格組織構造に指摘「厳しい規律があるから美しい舞台…が通用しない時代」
東国原英夫氏 Photo By スポニチ
 元宮崎県知事、元衆院議員の東国原英夫氏(66)が20日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後1・55)にコメンテーターとして生出演し、宝塚歌劇団(兵庫県宝塚市)の女性劇団員(25)が急死した問題で、歌劇団側が年内にも第三者委員会を設置する方針であることについてコメントした。
 第三者委員会による再調査では、過密な公演日程や過度な指導などの実態を調査し、組織風土の改善を急ぐ。

 東国原氏は「宝塚が上下、縦社会であって、先輩、後輩の規律が厳しいというのは、みんな周知の事実だったんです。ファンの方も知っていたと思う」と、組織の厳しい上下関係について言及。「それを宝塚の慣習というか、美談というか、こういう厳しい規律があるからこの美しい舞台が出来上がっていくんだよ、という美談にしていたと思う」としつつも、「でも、それが通用しない時代になったのかなという気がします」と指摘した。

 前回の調査チームの報告書では、歌劇団側は長時間労働を強いる環境があったとしたものの、遺族側が訴えた上級生からのいじめやパワハラの存在を認めなかった。東国原氏は「外部弁護士会に依頼したじゃないですか?最初から第三者委員会に依頼しておけよという話ですよ」と、後手後手の対応を批判。「弁護士会では、パワハラの認定はされませんでした。厳しい指導とセクハラ、パワハラ等々のガイドラインをしっかりしてもらいたい。徹底的に調べて、25歳の団員の方がお亡くなりになった原因はどこにあるのかを追及してもらいたい」と、語気を強めた。
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