元キスマイ飯田恭平氏　誹謗中傷の被害届提出で「謝罪の連絡」届くも「発言する前に気が付いてほしい！」

　「Kis-My-Ft2」の元メンバー・飯田恭平氏が20日、自身のSNSを更新。9日にSNS上の誹謗中傷に対し、名誉棄損で被害届を提出し受理されたことを報告しており、その後「これまで誹謗中傷のコメントをしていた方から謝罪の連絡が入るようになりました」と謝罪の連絡が届いたことを明かした。 　飯田氏は「私も今回NPO法人「ビリオンビー」の森山さんに協力頂いて被害届を提出いたしました」と切り出し「実際にお会いしてとても印象に残ったのは、『書いた側も被害者だと思う』という言葉です」と振り返った。

　続けて「ほとんどの人が誹謗中傷をしている意識はなく、悪気無く書き込みをしている、書き込んだ事すら忘れている人も多い状況だと。それにはスマホ・SNSの普及に対し、利用する側のITリテラシーの認識が低すぎる事が一因であると私は考えます」と自身の考えを記した。

　また、9日に名誉棄損で被害届を提出し受理されたことを報告したことで「被害届の提出を報告してから、これまで誹謗中傷のコメントをしていた方から謝罪の連絡が入るようになりました」と謝罪の連絡があったことを明かした。

　この謝罪連絡に「これは実際に罪になる、訴えられる“かも”となって初めて自分が発言した内容が誹謗中傷にあたると認識し自分事として捉えたからでしょう。そう認識してくれた事はとても嬉しいですし、発信をした意味があったと感じました」とした。

　「ですが、本当は発言する前に気が付いてほしい！」と訴え、「そうすれば今回のような辛い出来事は起きなかったかもしれないし、もう2度と起きるべきではない。確かに森山さんの仰る通り、適切な教育等がなされていないこの状況では、気が付かない内に加害者となる人も見方によれば被害者なのかもしれません。でもそれを言われ受け止める側からすれば、そこに悪意がある・なしは関係ないんです」と当事者の思いをつづった。

　そして「私にも家族がいます。守るべきものにリスクとなる脅威について対応すべく警察だけでなく、ビリオンビーの『誹謗中傷監視システム』も森山さんの協力のもと導入しております」と自身でできる“対策”を明かし「この件に限らず、誹謗中傷によって傷付くことのない世の中になっていく為の1つのキッカケになってくれればと切に願います」と願った。