二宮和也　独立後初「パズドラ」新CMで“VTuberデビュー”　アバターの動き「指先までラグもなく」

　嵐の二宮和也（40）が人気ゲーム「パズル＆ドラゴンズ（パズドラ）」の新CM「VTuber二宮和也」篇に出演する。新CMは22日から放送。旧ジャニーズ事務所からの独立後、二宮が出演する新CMが放送されるのは初めてとなる。 　故ジャニー喜多川氏の性加害問題を受け、旧ジャニーズ事務所との契約終了や所属タレントの起用を見送る企業が相次いだ。二宮も例外なくあおりをうける中、先月24日付で旧ジャニーズ事務所から独立。「（9月7日に行った）事務所の会見以降、自分の活動に多くの影響があり怖くなった」と決断の理由を説明していた。

　一方で、パズドラを運営する「ガンホー」は独立前から二宮と直接契約を結ぶ意向を示しており、先月25日にも、二宮個人との契約について「契約締結に向けて調整中」と回答していた。

　新CMは、3DCGの“VTuber”として登場した二宮が、デビュー記念の自己紹介を兼ねて「パズドラ」のゲーム実況を行うストーリー。ゲームの中で高難度の技として知られる「十字消し3つ」を見事に成功させ、「うじるぽ♪うじるぽ♪」と謎の言葉を発しながら歓喜の舞を披露する。

　アバターの動きは全て二宮本人が担当。頭からつま先、指先まで合計77個のマーカー（センサー）を装備する専用のキャプチャスーツを着て、35台のカメラに囲まれながら演技を行うという、最新鋭のモーションキャプチャ技術を用いて撮影した。「指先までラグもなく、監督がおっしゃってる形をこの場でできる感じがしてよかったですね」と振り返った。

　“VTuber二宮和也”のデザインは「パズドラ」に登場するモンスターも描いていているイラストレーターのコザキユースケ氏が手掛けた。これには二宮も大よろこび。ただ撮影終了後に知ったといい「そうなんだ！へぇ～…知らなかったなんで言わないんですかね、先に（笑い）。こんなテンション上がることを。終わった後に言われるんですね（笑い）」とツッコんでいた。