林家たい平 夫婦げんか多かった両親 父他界後の母の変化「あっという間に認知が進んで…」

2023年11月22日 13:37

芸能

林家たい平 夫婦げんか多かった両親 父他界後の母の変化「あっという間に認知が進んで…」
林家たい平 Photo By スポニチ
 落語家の林家たい平(58)が22日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。他界した両親や実家について語った。
 テーラーを営んでいた両親は夫婦げんかが多かったといい「1メートルくらいの仕事台があるんですが、そこで裁断したり縫ったりしてるんですけれど。顔突き合わせてるので、忙しいと、のべつケンカです」と苦笑。

 それでも父が他界後「あんなにケンカしていたのに、父が亡くなって施設に入ってからあっという間に認知が進んでしまって。やっぱり良い意味でケンカしてハリのある生活だったのかなと思いました」と話した。

 姉、兄、たい平と3人の子供の洋服は全て父が作ってくれたという。「七五三から何から。当時ってテーラーってすごく忙しかった。子供にかまう時間なんてなかったですから、こういう時に子供のための洋服を作ることが父親が見せてくれる子供への愛情なのかなと。婦人ものは母が作って」と懐かしんだ。

 自身が3歳の時に両親が建てた実家について「ずっと思い出がありますので両親が亡くなってからどうしようと。更地にすることも考えたんですけど、実家がなくなるときょうだいが集えなくなってしまう。じゃあ、リフォームしようと。3人きょうだいが集える秘密基地みたいにできればいいなと。母に、僕が『自分の健康のためにも、地域の子供達のためにもやったらいいよ』って言って後年『駄菓子屋たい平』を始めたんですが、姉が駄菓子屋を継ぎまして」と現在は姉が店を2代目として営んでいる。

 2階は3部屋あった所をぶち抜き、「たい平美術館」と名付けたギャラリーを開いた。武蔵野美大出身とあって「少し絵が描けますし…」と自身が絵を描いた障子を間口に設置。かつてのテーラーの看板などもきれいにして飾ってある。「お金がなかったのでリフォームもできるものは全部自分で。屋根のペンキ塗りもしました」と振り返った。
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