小林幸子「助けて」留守電でSOS お家騒動で大物歌手に救い求め 翌日にまさか…心意気に感謝の号泣

2023年11月23日 10:02

芸能

小林幸子「助けて」留守電でSOS お家騒動で大物歌手に救い求め 翌日にまさか…心意気に感謝の号泣
小林幸子 Photo By スポニチ
 フリーアナウンサーの古舘伊知郎(68)が、23日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。歌手の小林幸子(69)をゲストに招き、これまでの半生をインタビューした。
 小林は、「おもいで酒」の大ヒットで26歳で紅白に初出場して以来、33年連続出場。ド派手な衣装で「年末の風物詩」とさえ言われていたが、2012年末のステージに小林の姿はなかった。

 その年、事務所スタッフ2人が退社する“お家騒動”が勃発、「小林が恩義あるスタッフを解雇したのでは?」とバッシング報道が相次ぎ、タレントイメージが傷つく中、新曲が延期に。また、予定されていたイベントも次々とキャンセルになっていた。

 当時について、小林は「曲を作ってほしいのに、作ってくれる人がいないんです。作ってくれる人がいないというよりは、お触れのように回って。小林幸子の歌は作るなって、水面下で」と回想。「それも分かってますし、どうしようかと。そのときにさだ兄に電話したんです」と、歌手のさだまさしの世話になったことを明かした。

 留守電に「もしもし、さだ兄。助けて」とメッセージを残すと、5分後に、さだから「幸、どうした!?」と折り返しの電話が。「助けて」とつぶやく小林に「金はないぞ、俺は。どうした?」とさだ。小林が「もう誰も曲を書いてくれる人がいない。さだ兄、助けて」と相談し、さだは「よし分かった。いつまでに欲しいんだ。できたら連絡する」と応えてくれたと話した。

 小林は「後から聞いたら、さだ兄は自分のアルバムの曲も作らなきゃいけない。それから、いろんな歌い手さんからのお願いがダーっとあったんですよ。それを全部飛ばして、次の日に私の歌を作ってくれた。次の日にできたんですよ。『茨の木』」と語り、多忙のさだが缶詰作業で必死に制作してくれたこと、曲を聴いたマネジャーと小林自身は号泣したことを振り返った。
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