高知東生「違法薬物の取り締まり強化が、合法薬物の乱用に繋がったのでは…」薬物全体での対策を訴え

　俳優の高知東生（58）が23日、自身のX（旧ツイッター）を更新。薬物の乱用について警鐘を鳴らした。 　高知は6年前、覚せい剤取締法違反で懲役2年、執行猶予4年の有罪判決を受けた。“心がいつも薬物にとらわれている状態”に陥る薬物依存。自助グループの仲間に支えられながら、回復に向けた日々を歩んできた。

　高知は「大麻使用罪が創設されようとしているけど、今若者にとって一番問題になっている薬物は処方薬や市販薬だ」と投稿。

　「大麻とか危険ドラッグとか一部の薬物の規制強化ではなく薬物問題全体で対策を考えるべきで、違法薬物の取り締まり強化が、合法薬物の乱用に繋がったのでは、害がますます大きくなるだけだと思う」と、一部ではなく薬物全体での対策、実効ある取り締まりが行われるよう訴えた。