MBS福島暢啓アナ M―1準決勝進出ならず「松本さんコメントへの返しも考えてたのに…」

2023年11月23日 13:06

芸能

MBS福島暢啓アナ M―1準決勝進出ならず「松本さんコメントへの返しも考えてたのに…」
「M―1グランプリ2023」で準々決勝に進出したMBS福島暢啓アナ(左)と落語家・錦笑亭満堂のコンビ「ヤングタウン」 Photo By スポニチ
 「M―1グランプリ2023」準決勝進出組が23日、発表され、毎日放送の福島暢啓アナウンサー(36)と落語家の錦笑亭満堂(39)による異色コンビ「ヤングタウン」は惜しくも敗戦した。
 毎日放送(MBS)と「M―1グランプリ」を放送する朝日放送(ABC)は、ラジオ局も併せ持つ在阪の老舗民放局。いわばライバル局とも言える間柄で、その垣根を超えての挑戦となった福島アナは「決勝まで行って、テレビに出て、松本人志さんのコメントにはこう返そうと準備していたのに」と残念がった。一方の満堂は「決勝の場に出て、上戸彩さんに会いたかったのに」といささか不純な動機も実らずだった。

 2人は、笑福亭鶴瓶がパーソナリティーを務めるMBSラジオ「ヤングタウン日曜日」に出演。福島アナが大学時代に落語研究会に入っていたこともあり意気投合して、コンビを結成。18年と22年に「M―1」に出場し、いずれも3回戦で敗れていた。

 錦笑亭満堂は今年7月に真打に昇進。現在はお披露目公演ツアーのまっただ中で、来年1月には日本武道館での千秋楽も控えている。そんな多忙な中でも「M―1」への意欲は失わず、今年も挑戦を決意。「実はお披露目興行のトリで福島アナと漫才をやったこともあります」と落語ファンなら耳を疑うような“行為”もしていた。師匠から大目玉を食らいそうだが、満堂の師匠は「笑点」でおなじみの三遊亭好楽。「おまえがいいならいいよーってとても軽かったです」と笑った。

 並々ならぬ気合もあって、3回戦の壁を破り準々決勝に進出。“漫才の聖地”なんばグランド花月の舞台を踏んだ。福島アナは「NGKに立つのは夢でしたから。それが叶ったのは本当にうれしい」と悔しさ半分も、満足そうな笑顔を見せた。

 準決勝には真空ジェシカ、オズワルド、ロングコートダディ、昨年準優勝のさや香らが順当に進出。なお、敗退した出場者の中から1組だけファン投票でワイルドカードが選ばれるため、ヤングタウンもかろうじて準決勝進出の可能性が残されている。

■準決勝進出30組
真空ジェシカ、フースーヤ、ヘンダーソン、ママタルト、ぎょうぶ、オズワルド、豪快キャプテン、バッテリィズ、エバース、令和ロマン、シシガシラ、ダンビラムーチョ、くらげ、ナイチンゲールダンス、ななまがり、モグライダー、きしたかの、ヤーレンズ、マユリカ、鬼としみちゃむ、さや香、トム・ブラウン、ダイタク、カベポスター、ロングコートダディ、華山、ドーナツ・ピーナツ、20世紀、ニッポンの社長、スタミナパン
※ワイルドカード1組
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