「三日月とネコ」安達祐実×倉科カナ×渡邊圭祐トリプル主演で実写映画化 「劇場で猫に癒やされて」

2023年11月24日 07:00

芸能

「三日月とネコ」安達祐実×倉科カナ×渡邊圭祐トリプル主演で実写映画化 「劇場で猫に癒やされて」
「三日月とネコ」に主演する(左から)倉科カナ、安達祐実、渡邊圭祐 Photo By 提供写真
 熊本市在住で、調理師免許を持つ漫画家・ウオズミアミ氏の「第1回anan猫マンガ大賞(2019年)」受賞作「三日月とネコ」(集英社マーガレットコミックス刊)が安達祐実(42)、倉科カナ(35)、渡邊圭祐(30)のトリプル主演で実写映画化されることが決まった。
 作品は熊本地震をきっかけに出会った猫好きな男女3人といとしい猫ミカヅキの共同生活物語。書店で働く40代お一人様女性の戸馳灯(とばせ・あかり)役に安達、30代精神科医師の三角鹿乃子(みすみ・かのこ)役に倉科、そしてアパレルショップで働く20代の波多浦仁(はたうら・じん)役に渡邊がキャスティングされた。

 安達は「灯、鹿乃子、仁、バラバラな3人が猫という共通点でつながって、それぞれが新しい明日を模索していきます。共に時間を過ごすうち、自分らしさ、相手らしさを受け入れて、愛おしい3人らしさを見つけていくのです。ぜひ劇場で、すこし不器用で一生懸命な3人と、かわいい猫たちに癒やされてください」とコメント。

 鹿乃子役の倉科は「わたしも熊本出身で、熊本が大好きなので今回のオファーをいただけてなにかのご縁を感じています。迷えるオトナ3人と愛しいネコたちの共同生活物語、ほっこりと楽しんでいただけたら嬉しいです」と“ご当地”ムービー出演を喜んだ。

 2人の女性に囲まれる渡邊も「すっかり犬派だった私もうっとりしてしまうくらい、とにかく可愛い猫との撮影の日々を過ごしながら、普通とはなにかを考えさせられる作品でした。心温まるいびつな3人とネコの共同生活の物語がたくさんの方の元に届けば嬉しいです。是非ご覧ください」と呼び掛けた。
 脚本も手掛けた上村奈帆監督(35)はこれが商業映画デビュー作。「ウオズミアミ先生の素敵な原作を、安達祐実さん、倉科カナさん、渡邊圭佑さんが魅力いっぱいに演じて下さいました。私は、この3人とネコたちの暮らしがとても好きです。思い描いた未来とはちがうけど、思いがけない出会いで満たされていく人生…。2024年は初監督映画が完成してからちょうど10年。大切な作品と迎えられることを心より嬉しく思います」とコメントを寄せた。

 映画は来年5月、TOHOシネマズ日比谷他で封切り予定。原作のウオズミ氏は「はちゃめちゃに嬉しいです。生きててよかった…楽しみすぎて公開まで眠れません。大事に推して下さった全ての人に感謝します。映画も応援よろしくお願いします!!」と初日が待ち切れない様子だ。

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