玉川徹氏 阪神、オリックス優勝パレード 大阪府の対応へ疑問符「優先順位が間違っている」
2023年11月24日 09:24
芸能
一方、パレードの正式名称「2025年大阪・関西万博500日前!」に副題が付けられ、2025年大阪・関西万博のPRが絡められようとしたことに対し、「パレードの政治利用だ」と批判も出ている。また、来場者の誘導案内や警備に大阪府・市の職員約2500人を「ボランティア」として動員した手法に疑問の声も。約1500人が参加した兵庫県と神戸市の職員はいずれも公務扱いの休日出勤だった。
玉川氏は、大阪府の吉村洋文知事が「万博とパレードは切り離す」と発言したことに「切り離すっていうと、もともとつながってたのかっていう気がしますけど、つながってないですよね。関係ないもんね。関係ないのを無理やりくっつけといて切り離すはないだろって思う」と指摘。
また、府市職員のボランティアについては「会見で記者が“公務にしないんですか?”って聞いているんですよね。そうしたら吉村知事が“府費を投入しない、基本そういう考えで進めています”と。お金なんですよね。じゃあ兵庫県はどうなんですかという話ですよ」と言い、「一般的には公務ということで、休日出勤となれば、代休が与えられるし、忙しくて代休を取れない時には、それはお金になるわけです。そういう意味で府費を投入しないという意味なのかなと思ったんですけど、一方で万博の話が今回、絡んでいますけど、万博では、建設費が約2倍に膨れてもそれは必要だと言って通すわけでしょ。だけど職員がこうやって半ば団体の圧力で行かざるを得ないような人もいる時に、そこには金を払わないというのは何か優先順位が間違っていると思う」と自身の考えを述べた。そして、「これで何かケガをしたとしたら公務だったら労災になる。だけどボランティアだと勝手に行って勝手にケガしたんでしょって話になるのかな」とコメントしていた。