大浦龍宇一　小学校勤務を公表「ドラマのような、想像すらしたことがなかった毎日」教育現場の実情に使命感

　俳優の大浦龍宇一（55）が24日までに自身のブログを更新。都内の小学校で学習指導補助員として勤務していることを公表した。 　大浦は「新しい自分の姿として、皆さまにご報告があります」と書き出すと、「実は、今年4月から中央区にある、日本でいちばん歴史が深いといわれる小学校で、週3回、学習指導補助員として、子ども達と全力で向き合っています」と報告。

　さらに「公的な教育機関にこのように関わることは、芸能人と呼ばれるような私にはかなり難しい門なのですが」としながら、「中央区の様々な教育に関わるNPO法人に、設立以前から関わらせて頂いたこともあり、そちらからの紹介で、この良縁をいただき、俳優の大浦龍宇一と知った上で、快く受け入れてくださり、いまドラマのような毎日を過ごしています」と経緯を説明した。

　生徒にも俳優であることは明かした上で「子ども達と教室で一緒に給食を食べる。想像すらしたことがなかった毎日を歩んでいます。学校では本名の姓で、○○先生と呼ばれています。あだ名もつけてもらいました」と充実の日々を送っているという。

　続けて「今、大きな社会問題になっている教員不足、先生方の過労働。私が知っている学校内の時間だけでも、凄まじく多忙の中で、生徒と真剣に向き合う先生方には本当に頭が下がります」と教育現場の実情を明かしつつ、「同時に、子どもは唯一無二の尊い存在です。それぞれ素晴らしい個性があって、私達大人が思っている以上の、驚くほどの感性、発想力、創造性を発揮します。こうして学校の中で、子ども達と一緒に過ごさなければ、親というだけでは気づけなかったことがたくさんあります。そんな子ども達から学ばされることを、前向きに、伝えていければと思います」と公表に至った心境をつづった。