柴田理恵 94歳の母親の遠距離介護で感じたこと「第三者に任せることや遠距離介護を無責任と思わない」
2023年11月24日 10:45
芸能
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柴田は、以前から「よかったら一緒に東京で暮らさない?」と聞いていたが、母親は「絶対に嫌だ。そもそも自分の人生は自分のもの。あなたの人生はあなたのもの」と拒絶していたため、「退院後のリハビリを頑張ろう」と伝え、“ニンジン作戦”で「正月に家でお酒」「お茶と謡(うたい)を生徒に教える」という目標を設定。すると「びっくりするくらい状態がよくなった」その後、夜中にトイレに行こうとして転倒、腰椎を骨折したが、目標に向けてリハビリに励み、翌18年正月は一時帰宅してお酒を飲んだ。同年には要介護1で、在宅介護できるようになり、遠距離介護しながら、現在に至っているという。
自身の経験から、介護で注意すべき点として、柴田は「介護のプロやご近所さんの力を借りながら、ある程度の距離感をもってサポート」「本人にやる気を出させることが大事。一部の家事を任せる」「第三者に任せることや遠距離介護を無責任と思わない」などの“教訓”を挙げながら、理由も説明した。番組では、柴田が介護で感じたことなどをまとめた著書「遠距離介護の幸せのカタチ」も紹介した。