秦基博「僕のメロディーに“う~んイマイチ”ってズバリ」 妥協なきKANさんの厳しい指摘に感謝した理由
2023年11月24日 13:54
芸能
「こんなふうに自分も音楽をやりたいなあという指針、理想を掲げて下さる先輩が身近にいたことは自分にとっては幸運だった」とリスペクトを表し、「僕自身の音楽人生においても大きな存在だったので、すごく寂しいんですけど。もらったものはたくさんあると思う」と感謝した。
2021年にリリースしたKANさんとの共作「カサナルキセキ」について、「今思ってもかけがえのない経験だった。KANさんの音楽に対する姿勢は、ライブでご一緒しても強く感じてましたけど。曲作りというところでも妥協がないし、自分にも音楽に対しても厳しい視線をずっと持ってた」と振り返った。
「僕が書いたメロディーに“う~ん、イマイチ”ってズバリ言われたことも」と明かし、「でも、それがすごいうれしかったっすよね。そこに変な気遣いがない。音楽に対してただ真摯でピュアでまっすぐ。これがやっぱKANさんだな!って思った」とその人柄と姿勢を称賛した。
「ライブにおいても、どうやって楽しいステージを作るか、お客さんに楽しんでもらうかってことをひたすらに考えてらしたと思うので。きっと今もシャンパン飲んで楽しく音楽やって、時々ふざけて…ってされてるんじゃないか」と想像し、「闘病もすごい頑張られてたんですけど、ゆっくりとそちらで過ごして頂けたらと思ってます」と偲んだ。
「たくさん素晴らしい曲を残して下さり、KANさんという存在はずっと残っている。KANさんの音楽、人柄を感じながら過ごしていきたい」と、今後も変わらぬ敬愛を誓っていた。