黒柳徹子 トモエ学園跡地に35年ぶり訪問 「建物は近代的になったけど、空の色は変わらない」

2023年11月24日 14:42

芸能

黒柳徹子 トモエ学園跡地に35年ぶり訪問 「建物は近代的になったけど、空の色は変わらない」
<映画「窓ぎわのトットちゃん」イベント>>トモエ学園記念碑を公開する黒柳徹子(撮影・久冨木 修)  Photo By スポニチ
 女優の黒柳徹子(90)が24日、東京・自由が丘で行われた、映画「窓ぎわのトットちゃん」トモエ学園記念碑除幕式に出席した。
 青空の下で開かれたイベントに、黒柳は濃紺のロングコートにワインレッドのスカーフを巻いた温かそうな出で立ちで登場。「これを引っ張ればいいのね」とスタッフに確認しながら幕を上げ、記念碑を見て「わー!」と声を上げて喜んだ。「トモエ学園があったということを遺すことができてよかった。人生で1番幸せだったのは、この学校に通っている時でした」と話した。

 同所を訪れたのは35年ぶり。1988年に小学校の記念碑を建てた際、同窓会名簿や「窓ぎわのトットちゃん:原作本」などをタイムカプセルに納めていた。黒柳は「久しぶりに来たら建物も近代的になっていて、あんな大きな電信柱もあってびっくり。でも、空の色だけは変わってませんね」としみじみと語った。

 当時埋めたカプセルを今年4月に開封したところ、内部に水が浸入し、納めた品は形を留めていなかった。改めて名簿や、新しく黒柳がトモエ学園について語った動画や、施設の工事の際に出てきた学園の校庭の砂などを封入し、その上に再び記念碑を設置した。この日は同窓生の桂るり子さん、学園創立者の小林宗作氏の孫が駆けつけ、黒柳と思い出を語り合っていた。
【楽天】オススメアイテム