MBS福島暢啓アナ「ひょっとしたら、ひょっとするかなって」M―1準決勝進出ならず悔しさあらわ

2023年11月24日 17:51

芸能

MBS福島暢啓アナ「ひょっとしたら、ひょっとするかなって」M―1準決勝進出ならず悔しさあらわ
「M―1グランプリ2023」で準々決勝に進出したMBS福島暢啓アナ(左)と落語家・錦笑亭満堂のコンビ「ヤングタウン」 Photo By スポニチ
 毎日放送の福島暢啓アナウンサー(36)が24日、MBSラジオ「福島のふびろの、金曜でいいんじゃない?」(金曜後3・00)に出演。惜しくも準々決勝敗退となった「M―1グランプリ2023」を振り返った。
 福島アナは落語家の錦笑亭満堂(39)とコンビ「ヤングタウン」を結成し、M―1に挑戦。ただ、前日23日に準決勝進出の30組が発表されたが、ヤングタウンの名前はなく、準々決勝敗退となった。

 2人は、笑福亭鶴瓶がパーソナリティーを務めるMBSラジオ「ヤングタウン日曜日」に出演。福島アナが大学時代に落語研究会に入っていたこともあり意気投合して、コンビを結成。18年と22年に「M―1」に出場し、いずれも3回戦で敗れていた。
 
 番組冒頭から福島アナは「悔しいですね。相当、厳しい戦いなのは分かってたんですけど、難しいところとは思ってたもののMBSが全社をあげて応援してくれましたから…」と準々決勝敗退に悔しさをにじませた。

 そして20日に行われた準々決勝を振り返り「大阪のNGKで漫才。これだけで楽しい経験にはなったんです。お客さんも笑ってくれて」と語った。

 そして「NGKはね、特別なんですけど、頭の中であまりにもNGKが笑いの殿堂、すごく大きい会場って思って舞台袖も緊張感がすごかったんですよ」と出番を回想。「パッて出たら、出た瞬間にお客さんの顔が皆、分かるんです。頭の中であまりにも大きくし過ぎちゃって拍子抜けしちゃって。私は多分、東京ドームみたいな武道館みたいなところまで頭が大きくなってたから逆に拍子抜けして緊張感がほどけてすっと楽になった」と頭の中の妄想で巨大なハコをイメージしていたことから、舞台に立つと逆に冷静になれたという。

 漫才の間は「相方の表情も見えたし、お客さんがここ笑うんだ、ここ、こんなもんかってちょっと冷静にできた」とし「降りた瞬間、満堂さんと“(緊張は)思ってたよりだね”って話したら、“福ちゃん、俺も同じ事思ってたんだよ”って」と相方の錦笑亭満堂も同じ思いを抱いていたと分かった。

 というのも「私も満堂さんも20代の時にNGK立ってるんですよ。私は学生の時に立って、満堂さんはR-1の予選でNGKでやった人。20代前半で経験して、そこから間が空いてるから、恐ろしい場所、魔物の住むハコって思ってたら、こういう景色なんだって知ることができた」と若い頃にNGKを経験していたことが要因と分析した。

 そして、肝心のネタについてて「こりゃもうダメだとは思わなかった。ひょっとしたら、ひょっとするかなってのはあったんですが、残念ながら…」と手応えはあっただけに敗退は悔しい結果になったとした。

 また、準々決勝に向けてMBS社内で「勉強会」と称し、社員の前でネタを披露して研鑽を積んだことも紹介。自らチラシを配り「報道、技術、会ったことないAD、受付のお姉さんにも声かけたら、皆見に来てくれてね、皆、拍手喝采で送り出してくれて、他局の大会に出るとはとても思えない雰囲気で」と社を挙げて応援してくれたことに感謝した。

 この日の放送前にも「ラジオ社の社長が来てくれて“惜しかったな~。イベントやってもうちょっと練習せなアカンな”って」とねぎらいの言葉をもらったそうで「どんな会社ですか。懐が深いですよ」とライバル局の大会にも関わらず応援してくれたと感謝しきりだった。
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