ミライBoys12 舞台稽古場に独占潜入 台本に“ふりがな” 平均年齢12・6歳

2023年11月25日 05:20

芸能

ミライBoys12 舞台稽古場に独占潜入 台本に“ふりがな” 平均年齢12・6歳
ポーズを決める(前列左から)善如寺來、廣末裕理、山崎旺夏、西巻染、岩崎楓士、内田煌音、平塚翔馬、(後列同)渡邉心、壹岐碧、小山龍之介、千井野空翔、木村来士、鈴木瑛朝(撮影・藤山 由理)  Photo By スポニチ
 7~17歳のジュニア12人による期間限定ユニット「ミライBoys12」が出演する舞台「大脱出~Escape Run~」が、東京・新宿の紀伊国屋ホールで12月7~11日に上演される。やる気に満ちあふれた稽古場のメンバーを独占取材した。
 さまざまな事情を抱える少年たちが、生活する施設の取り壊しの決定に立ち向かうストーリー。演出は「Dr.コトー診療所」「教場」の中江功氏が務める。

 今回の舞台だけのために結成されたスペシャルユニット。平均年齢は12・6歳。最年少の西巻染は18日に7歳になったばかりで、初回の稽古は台本にふりがなをふるところから始めた。出演者の半数は今年3月に入所し、今作が舞台初出演。岩崎楓士(ふうし、11)は「緊張もしてるんですけど、楽しみです」と期待に胸を膨らませている。

 この日は、冒頭にダンスを2曲通した後、芝居の稽古へ。演出家の指示に従い、セリフと動きの連動など、細部まで確認。先輩が後輩に振り付けや立ち位置などを教えるところもあり、全員で2週間後の本番に向けて作品に磨きをかけていた。山崎旺夏(10)は「あと少しで本番なので緊張しています。見に来てくれると凄くうれしいです」とアピール。千井野空翔(16)は「伝説になるような舞台にしたい」と気合をみなぎらせた。

 <井ノ原社長が命名>今回の公演は、「ドラマチックステージプロジェクト」の第1弾。ジュニア育成を手掛ける「Annex(旧ジャニーズアイランド)」の井ノ原快彦(47)が若手の育成の場をつくりたいと考えたことから、指導した。また、「ミライBoys」というユニット名は井ノ原社長が命名。4人組「SpeciaL」に続いての命名となった。

 <平塚も出演>ジュニアで俳優として活動する平塚翔馬(22)も出演する。最年少とは15歳差。「凄く元気で、いいですよね。昔の自分を見ている感覚で懐かしい気持ちになります」と目を細める。「小さい子たちもいっぱいいて、どうなるか心配な方もいらっしゃると思いますが、一人一人頑張ります。小さくてもプロなので、皆で良い作品ができるようにしたいです」と意気込み。自身の役は「笑いどころ」と位置づけ、「うまく笑いが取れるように頑張りたい」と話した。

 ◇平塚 翔馬(ひらつか・しょうま)2001年(平13)7月9日生まれ、埼玉県出身の22歳。16年1月24日入所。特技はルービックキューブ。血液型O。「皆で良い作品ができるようにしたいです。誰かの心が少しでも動くよう、一生懸命頑張ります」

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