影山優佳　女優業キックオフ　日向坂46卒業後初のドラマ出演　「自由奔放にお芝居したい」

　元日向坂46の影山優佳（22）が今年7月のグループ卒業後、初めてドラマ出演する。来年1月12日スタートのテレビ東京「ハコビヤ」（金曜深夜0・52）でヒロイン役を演じる。以前から演技への意欲を口にしていた影山。これが本格的な女優業挑戦の第一歩となる。 　オリジナル脚本で、洋食屋と運び屋の2つの顔を持つ男を主人公にしたヒューマンドラマ。犯罪行為にならない「運び」を行う運び屋が、特殊な依頼を遂行。全てを終えた時に生まれる人間模様を描く。22日にクランクイン。田辺誠一（54）が主演。影山は主人公を支える好奇心旺盛なアルバイト女性役を演じる。

　グループ卒業後初ドラマで、ヒロインに抜てきされた影山。昨年末のサッカーW杯カタール大会で、解説者顔負けの知識を武器に中継番組などに多数出演。あまりの多忙ぶりにネットでは「♯影山寝ろ」がトレンド入りするなど、一躍時の人になった。今年1月には、人口上位2％の知能指数を持つと認定された人だけが入会できる天才集団「MENSA（メンサ）」の審査に合格したことを発表。クイズやバラエティー番組などでも活躍している。10月に芸能事務所「プロダクション尾木」に移籍し、女優業などに取り組んでいく決意を示していた。

　プロデューサーの松本拓氏は「バラエティーなどを拝見させていただいて、役者としてのポテンシャルをとても感じた」と起用理由を説明。「いい意味で影山優佳のイメージを壊してもらいたい。ドラマでしかできないことを存分に出していただきたい」と期待を寄せた。