和田アキ子 伊集院静さんを悼む「大好きな人…色気あった」 かつておでん店に「一人で来てくれて」
2023年11月25日 12:53
芸能
![和田アキ子 伊集院静さんを悼む「大好きな人…色気あった」 かつておでん店に「一人で来てくれて」](/entertainment/news/2023/11/19/jpeg/20231119s00041000339000p_view.webp)
「よく昔飲み屋が一緒で」。かつて和田が六本木の屋台のおでん店で「食べてたらお行儀悪い人が指つっこんだりしたから、“やめてよそれ”って言ったら“何が悪いんだ”ってちょっとケンカみたいになって。“そういうこともあったのよ”ってじゅっちゃんに言ったら、その近くの店でよく飲んでたから、“じゃ行こうじゃないの”って言って、その若者をずっと待ってて、来なかったりとか」との思い出を語った。
また銀座のおでん店では「“さっき伊集院さんお見えで。そのお店の前がクラブで。そこに行かれました”って。“じゃ、今度会ったらよろしく言っといて”とか言ったら、じゅっちゃん一人で来てくれて。“みんなが帰るとか言ってたから、寂しいでしょう”とか言って。なんか、そういうのあったり」としみじみと話した。
アシスタントのフリーアナウンサー・垣花正も伊集院氏に何度が会ったことがあり、和田のラジオに出演していると話をすると、「“そりゃまた随分ご苦労なことで”。必ず伊集院さんがそうおっしゃるのが面白くて」と回顧した。
和田はさらに「もう一人お世話になった、アートディレクターの長友啓典さん、2人で一回お会いした時に、“もうあかん、しんどいわ”って。“どうしたんですか”って言ったら、六本木の、当時としてはゲイバーっていうかクラブ、珍しかったんですけどそこにカラオケが入ったからって。(伊集院さんと)2人でカラオケの“あ”から始まって、『ああ上野駅』から“わ”まで全部歌い切ったらしいんですよ。夜の7時くらいから朝の6時くらいまで。そんで“喉から血が出た”って。“もう大人が何してますのん”」とのエピソードも明した。
「だから友さんと、今頃天国で飲んではんのかなっていう」と語ると、「大好きな人でした。なんか、(代表作の)『大人の流儀』もそうですけど、色気あったもんね。残念です。ご冥福をお祈り申し上げます。本当に寂しいです」と悼んだ。