和田アキ子　阪神とオリックスのパレードに「大阪と神戸でやるっていうのがオシャレ」と感心

　歌手の和田アキ子（73）が25日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「ゴッドアフタヌーン　アッコのいいかげんに1000回」（土曜前11・00）に出演。23日に行われた阪神、オリックスの「優勝記念パレード」について言及した。 　8年ぶりの日本一に輝いた阪神とパ・リーグを3連覇したオリックスの優勝記念パレードは、大阪と神戸の両市で開催された。大阪府や兵庫県などでつくる実行委員会が主催。2球団の同日開催は初めてだった。午前と午後で場所を入れ替わり、計約100万人が沿道から祝福し、ファンが沸き返った。

　これについて和田は「もう大阪と神戸でやるっていうのがオシャレでしょう」と感心。「私も人に言われて気がついたんですけど、阪神って大阪やと思うけど、阪神は甲子園やから兵庫なんですよね。オリックスが大阪なのに。なんか阪神って大阪のイメージあるんですよ」と語った。

　「いやでもこんな、関西のチームが戦うっていうのも最後まで。こういうのもなかったことやし。なんかねえ」と盛り上がりに驚きを見せた。

　また、「私の旦那がジャイアンツファンなんですけど、最初はもう全然興味もないみたいな言い方で。“大阪でやりゃあいいのに”とか言ってたのが、“テレビ見ていい？”。“なんで？”って聞いたら“いい試合してんだよ”って言ってたから」と明かし、「であたしも見てて本当に目が離せない、逆転、逆転っていう」と日本シリーズの白熱ぶりにも触れた。

　「で、この番組でも言いましたけど、阪神の優勝が決まった時に、オリックスの選手の皆さんが阪神の応援団っていうかに頭下げはって。もーう、カッコいい、男らしいと思って」と熱く語った。

　「なんか今年はWBCも、なんかスポーツが盛り上がった年じゃないですかね」「スポーツはやっぱり老若男女、年関係なく楽しませてくれますね」と声を弾ませた。

　それでもアシスタントの垣花正アナウンサーが「僕は違う球団のファン、ベイスターズのファンですけど、本心は1割くらいは悔しいですよ。あのパレード見ても」と本音を明かすと、和田は「しゃあないねん。勝負の世界やから。それはもうあきらめて素直に出てる方に応援しないと。戻ってこないんだもん。それくらいの余裕なかったらあかん」とコメント。

　「あたしなんか野球よく分からないんだよ。にわかなのに両チームに“よくやりましたね”。心穏やかに」としみじみと話した。