平原綾香 手袋をしない理由と「忘れられない冬の思い出」に「心温まる」「素敵なエピソード」の声

2023年11月27日 13:07

芸能

平原綾香 手袋をしない理由と「忘れられない冬の思い出」に「心温まる」「素敵なエピソード」の声
平原綾香 Photo By スポニチ
 歌手の平原綾香(39)が27日までに、自身のインスタグラムを更新。2021年11月に69歳で亡くなった、父でサックス奏者の平原まことさんとの思い出を伝えた。
 平原は「冬が来た。大事な人がいない冬は寒くて手がかじかむ」とコメント。冬になると平原家で恒例となっていた、「今誰が1番、手があったかいか選手権」について明かした。

 いつも勝者だったという父のまことさんは、「生前、どんなに寒くても絶対に手袋をしなかった」と続け、その理由は「本番、どんなに寒いステージであっても手がかじかんでサックスが吹けなくならないように」というものだった。

 それにならい平原も手袋をしなくなったというが、「そのこだわりがきっかけでものすごい事になった」と打ち明けた。

 かつて「気温はマイナス。海のすぐ横でのステージ。吹雪の強烈な寒さの中での生放送」で「カイロもカチコチ」になるほどの吹雪だったと回想。撮影スタッフがマイクを温めてくれたこともあり、平原本人は手袋がなくても「意外と無事だった」と振り返った。

 しかし手袋をしていない平原に気づいたカメラマンが「平原さんが寒さに耐えているのだから僕らも手袋を取ろう!」と呼びかけ、平原は慌てて「これは違うんです!」と説明したものの、スタッフは次々に手袋を外してしまったという。

 そんな状況で「雪を溶かすほどの熱い想いを持ったカッコいい撮影チーム」は「さらに団結した」といい、「父の、サックスにかける熱い想いは時を超えて、誰かの心をも燃やすのかもしれない」と、「忘れられない、冬の思い出」をつづった。

 この投稿にフォロワーからは、「心温まるステキなお話ありがとう」「素敵なエピソードです」「パパさんと握手したことがありますが、厚い温かい手でした」などの声が寄せられた。
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