南野陽子が離婚発表「離婚いたしました。お互いに今向き合うべき事から目を背けることなく今後の人生を…」

　女優の南野陽子（56）が27日、21日に業務上横領容疑で逮捕された夫で団体職員の金田充史容疑者（52）との離婚を発表した。 　南野は「私事ですが、離婚いたしました。お互いに今向き合うべき事から目を背けることなく、今後の人生を歩んでいきたいと思います南野陽子」と事務所を通じてコメントした。

　離婚はしないと言っていたが、急転、離婚を決断。22日には夫の逮捕を受け「ショックです。何故…悲しさ、怒り、情けなさ…いろんな感情が湧いています」と、大きな衝撃を受けた様子。「どのような事が行われていたのか全くわかりませんが、夫にはきちんと向き合ってほしいと思っています」と語っていた南野。「夫から被害を受けたとされる社会福祉法人や施設の関係者の方々に心よりお詫び申し上げます」と謝罪。さらに「そして私がお仕事でお世話になっている関係各位の皆様、ご迷惑ご心配をおかけし本当に申し訳ございません」と、自身の関係者への謝罪も口にしていた。

　南野は2011年3月に4歳年下の会社社長と結婚。「歳をとってからの結婚っていいです。いたわりあえる感じがする」と晩婚の良さを語っていた。過去に出演した番組では、夫婦ゲンカのエピソードも披露。夫は片付けが苦手だといい「靴下も脱ぎっぱなしで。髪の毛を洗面台で洗ってたのか、洗面台まわりがビッシャビシャになってたんです。結婚後2年間、ケンカしました」とケンカ理由を明かしながらも「いまはバッチリです」と蛇口の周りにタオルを置いて夫に拭いてもらったりしているとラブラブぶりを語っていた。

　金田容疑者は特別養護老人ホームなどを運営する静岡市清水区の社会福祉法人「誠心会」の口座から1500万円を別の会社口座に移したとして、業務上横領容疑で埼玉県新座市、前理事長の迫丸卓哉容疑者（43）とともに21日に逮捕されていた。2人の逮捕容疑は、共謀して2022年10月26日、誠心会の口座から、1500万円を2人が関係する別の会社の口座に送金し横領した疑い。