川口春奈　フェンディのドレスに「気分上がります」　ベストドレッサー賞受賞

　女優の川口春奈（28）が29日、ファッション性や話題性に富んだ人物に贈られる「第52回ベストドレッサー賞」の「芸能部門」に輝き、都内で授賞式に出席した。 　イタリアの高級ブランド・フェンディ製のロングドレス姿で登場した川口は「プライベートでも着る機会がないので、気分が上がりますね。すごくハッピーでいられます」と笑顔。「背筋がしゃんとする思い」と背を正すと「来年もご縁を大切に目の前にあることに誠実に取り組んでいきたい。どんなお仕事も楽しんでやれたら」と思いを込めた。

　俳優の赤楚英二（29）も同賞を授賞。ひげを蓄えたワイルドな黒スーツ姿に会場がどよめいた。赤楚は歴史上の人物を演じる映画の撮影中と語り「無精ひげではないんですよ」と苦笑い。「こんな生やしてみなさんの前に立つの初めて」とはにかんだ。

　来年3月1日に30歳の誕生日を迎える。「お芝居まだまだこれから、お世話になっている先輩のようにかっこいい男になりたい」と節目を前に意欲。「今回のひげのように、（赤楚は）こういうイメージというのを裏切っていきつつも、僕って言えばこれという代表作も作っていきたい」と飛躍を誓った。

　同賞は自主性・流行性・時代性・人間性・国際性などの選考基準を元に選出。スポーツ部門は、2023ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）日本代表監督の栗山英樹氏（62）、学術・文化部門は建築家の隈研吾氏（69）、政治・経済部門はスターバックスコーヒージャパン代表取締役最高経営責任者（CEO）の水口貴文氏（56）、特別賞はノーベル平和賞受賞者世界サミット副会長の伊東玄聖氏（45）が選ばれた。