大竹まこと 日大アメフト部廃部に違和感「一番簡単な処理」「もう廃部だ~!という感じが強く」

2023年11月29日 21:11

芸能

大竹まこと 日大アメフト部廃部に違和感「一番簡単な処理」「もう廃部だ~!という感じが強く」
大竹まこと Photo By スポニチ
 タレント大竹まこと(74)が29日、文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(月~金曜後1・00)に生出演し、違法薬物事件をめぐり日大アメリカンフットボール部の廃部が決まったことについてコメントした。
 同部をめぐっては、8月に寮内で大麻や覚醒剤成分を含む錠剤が見つかり、3年生部員の北畠成文被告が逮捕。10月にも麻薬特例法違反容疑で4年生部員の矢部鑑羅容疑者が逮捕され、略式起訴された。さらに今月27日には、知人の密売人から大麻などの違法薬物を譲り受けたとして、麻薬特例法違反の疑いで新たに3年生部員の男を逮捕。こうした事件を受けて、部の存続が困難だと判断された。

 大学側は第三者委員会を設置し、調査を進め、10月には報告書が文科省へ提出された。報告書では、林真理子理事長ら上層部の対応に多数の問題があったと厳しい見解が示されていた。 

 廃部という判断に、大竹は「このゴタゴタした中で、俺が思うに、一番簡単な処理の仕方に思えてしょうがない。“ああ、もうめんどくさい。廃部だ!”と」と自身の見解を示した。

 所得税法違反で有罪が確定した田中英寿前理事長の事件などを受け、OGで作家の林氏が理事長に就任した。大竹は「この理事長という役職が、どのくらいの重さ、どのくらい大変なのかということを、部外者だよね?正直。それが見て分かるのかな?」と、あらためて人選に疑問符。一方で、「内部にいた人間がどうのこうのしたってダメなのも確かで、どう転んでもいい結果にならないなと思う」とも話した。

 その上で「もうちょっと組織をちゃんと理解する立場の人は、他にいなかったのかなと思う」と指摘。「前からこのところは不祥事はたくさんあったけど、ちゃんと整理して、どういうふうにしていくとかというのをやってもらって、どうしようもなくなっての廃部なら分かるけど、“もう廃部だ~!”という感じの方が、俺は強く感じた」と疑問を呈した。
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