男女逆転「大奥2」2000人超のファンの前で…豪華キャストが思わず涙 一体何が?「思い出して…」
2023年11月30日 20:48
芸能
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「Season1」に続き開催された「Season2」ファンミーティングは、視聴者からの大きな反響を受け開催が決定し、「Season1」から出演する俳優・福士蒼汰のほか、瀧山役の古川雄大、徳川家定役・愛希れいか、阿部正弘役・瀧内公美、和宮役・岸井ゆきの、徳川家茂役・志田彩良が出席した。
6人はそれぞれ、印象に残っているシーンや難しかった場面を回顧。その中で愛希演じる家定と、瀧内演じる正弘の別れのシーンのVTRが流された。
愛希はVTRを見て思わず目を潤ませ「思い出すだけで本当に泣いてしまうので、見ないようにしてるんです…」と、今にも泣き出しそうにコメント。「撮影したこの日は一日、ずっと泣いてました。カットがかかってもずっと泣いているくらいでした」と振り返った。
瀧山を演じた古川も、同シーンについて「現場ではグッと涙を堪えていたんですけど、完成された映像を見て、号泣しましたね」と共感。「ちょうど皮膚科で点滴を入れてる時に見て、泣きました」と、まさかの場面で見ていたことを明かした。ミュージカルで共演経験のある愛希が「ちょっと天然なのよね」と思わずつっこみ。古川は照れながら「確かに、今の話に点滴の話はいらなかったですね…。エネルギー入れてるのに、出ちゃうって言いたくて…失礼しました。口チャックします」と茶目っ気たっぷりに話し、ファンの笑いを誘った。
また、福士演じる胤篤と家定が心を通わせるシーンの映像が流れると、瀧内は「このシーン、大好きなんです」と涙をポロリ。瀧内はこのファンミーティングに個性的な手袋を着用して登場したため、「涙を拭きたいのに、これしてるから拭けない…」とつぶやき、またもファンの爆笑を呼んだ。
そんな中、和宮を演じた岸井は、「大奥って、“泣かなきゃいけないシーン”ってないですよね。泣いてしまう。出てきてしまうんですよね」と吐露。愛希も「本当にそうでした」と深くうなずき、「特に自分で何かアクションを起こすというよりは、読んでいて自然と泣いてしまう」と共感した。
瀧内は「脚本が本当にいいんですよ、秀逸なんです」と、森下氏による脚本を大絶賛。家茂を演じた志田も「脚本が凄く素敵なので、自然と頭の中にインプットされていく感覚がありました」とその魅力を語った。
原作は「西洋骨董洋菓子店」「きのう何食べた?」などで知られる漫画家・よしなが氏が、隔月刊誌「MELODY」(白泉社)に04年8月号から21年2月号まで連載した同名人気作。3代将軍・徳川家光の時代から幕末・大政奉還に至るまで、男女が逆転した江戸パラレルワールドを紡ぎ、センセーションを巻き起こした。ジェンダー、権力、病など現代社会が直面する課題を大胆な世界観で鮮やかに描き、全19巻は累計600万部(紙・電子)を誇る。
過去計3度、ドラマ化&映画化されたが、今回は家光編から幕末・大政奉還まで初めて映像化。脚本は連続テレビ小説「ごちそうさん」、大河ドラマ「おんな城主 直虎」、TBS「JIN―仁―」「義母と娘のブルース」「天国と地獄~サイコな2人~」などのヒット作を生み続ける森下佳子氏。主題歌は人気アーティストのAimerの「白色蜉蝣(しろいろかげろう)」。
「Season2」も引き続き、脚本は森下氏が執筆。8代・吉宗の遺志を継ぐ若き蘭方医たちが奇妙な病「赤面疱瘡」撲滅へ立ち上がるその後の物語から、女将軍をはじめとした幕府の人々が“江戸城無血開城”のために奔走した幕末・大政奉還の物語を描く。