「TKO」やっと…4年ぶり地上波出演　パワハラ騒動＆巨額投資トラブルでの退所乗り越え「再スタート」

　お笑いコンビ「TKO」が、4年ぶりにコンビで地上波の番組に出演したことを、公式YouTubeを通じて発表した。 　木下隆行は19年9月に複数の週刊誌で、後輩芸人にペットボトルを投げつけるなどのパワハラ疑惑が報じられた。報道後、木下は活動を休止。その後所属事務所を退所したが、相方の木本武宏は「TKO」として事務所に残り、活動を続けていた。コンビの片方が事務所を離れて解散せずに活動を続けるのは、松竹芸能では中島知子と松島尚美の「オセロ」以来の異例の形だった。

　だが昨年7月、木本に巨額の投資トラブルが発覚。木本は一時芸能活動を休止し所属事務所を退社する騒動に発展。今年1月に謝罪会見を開き、その後、相方・木下隆行とともにコンビ活動を再開させていたが、YouTubeや舞台での活躍が主で、地上波への出演はなかった。

　この日、木下は「わたくしらごとではございますが、TKO、2人で地上波に登場しました」と、熱いハグをかわして報告。コンビそろって地上波に出演するのは4年ぶりとなった。

　2人が出演したのは、今月24日に放送されたテレビ東京「じっくり聞いタロウ～スター近況（秘）報告～」（木曜深夜0・00）。「がっつりと、しかもそこにはオセロ中島も登場と…びっくりしましたね」と振り返り、「こっからですよ」と決意を新たに。「これで調子に乗ったらあかんし、まだまだ頑張ります。再スタートの1本目やと思ってるんですけど、ここからです。本当に」と、目を輝かせ前向きに語った。