テレ朝「泥濘の食卓」⑤　振り切った芝居ができるヒコロヒー

　テレビ朝日ドラマ「泥濘（ぬかるみ）の食卓」（土曜後11・30）の第7話があす2日に放送される。日向坂46・齊藤京子（26）演じる主人公の叔母役として、お笑いタレントのヒコロヒー（34）が新たに登場する。物語のキーパーソンで、回想シーンではギャルの女子高生を演じた。担当の高崎壮太プロデューサー（32）は「振り切った芝居ができるうまい人。もっと演技を見てみたい」と絶賛した。 　ヒコロヒーは齊藤と同局バラエティー「キョコロヒー」（月曜後11・45）で共演。今作では齊藤と、台本約3ページにわたる掛け合いを見せる場面もある。高崎氏は「見応えのあるシーン。ぜひ注目してください」と呼びかけた。

　ドラマは後半戦に突入。第7話では主人公が不倫相手の息子と一夜を過ごすなど、波乱の展開を迎える。加速度を増して進むが、実は原作は未完。結末について高崎氏は「原作の伊奈子先生に、ドラマ版のオチを考えていただきました」と明かした。元々は原作が面白い、というところからスタート。最終回のみ、脚本に伊奈子氏の名前があるという。「最後まで“伊奈子ワールド”を楽しんでもらえたら」とアピールした。