中田カウス「賞レース勝ち抜く天才だらけ」　よしもと漫才劇場9周年会見で、有能な若手続々輩出を喜ぶ

　上方漫才協会会長の中田カウス（74）は1日、大阪ミナミのよしもと漫才劇場で開かれた「よしもと漫才劇場」開場9周年、「森ノ宮よしもと漫才劇場」開場3周年記念イベント、会見に出席した。 　カウスは「笑う才能、“笑才”を持った子らがNSCに集まって、賞レースを勝ち抜く天才だらけ。どんどん新しくなってきてます」と若い力の台頭をを喜んだ。

　「学歴もお金もコネもない私。110年以上の会社に出会えたことは強運。漫才が世襲でなくてよかった」と笑顔。若かりし頃、“変化”を求めてジーンズ姿、ビートルズの曲を出囃子として舞台に上がったというエピソードを披露し、自身と同じように新しいスタイル、ネタを追及し、各賞レースで活躍する若手の成長に目を細めた。

　この日は「M―1グランプリ2023」の準決勝進出を決めているさや香、カベポスターや、「女芸人日本一決定戦THE W」のファイナルに残っているゆりやんレトリィバァ（33）、ハイツ友の会らが1分半のショートネタを演じ、客席の笑いを誘った。