堺雅人「向こうは本物、こっちは半人前」と尊敬する俳優明かす 「近付きたい、似た何かになりたい」

2023年12月02日 16:56

芸能

堺雅人「向こうは本物、こっちは半人前」と尊敬する俳優明かす 「近付きたい、似た何かになりたい」
堺雅人 Photo By スポニチ
 俳優の堺雅人(50)が1日放送のNHK「あさイチ」(月~土曜前8・15)にVTR出演し、「似た何かになりたい」と尊敬する俳優について語った。
 今年7~9月に放送されたTBS日曜劇場「VIVANT(ヴィヴァン)」で主演を務めた堺。この日「あさイチ」にゲスト出演した俳優・役所広司とは同ドラマが初共演で、父子役を演じた。

 以前CMで共演したことがあり、「いつかしっかりお芝居したいなと思っていて今回夢がかなった」と堺。役所の存在は「憧れの先輩ですかね…憧れの先輩って感じでもない、役者さんって感じですかね」だといい、「自分も同じ仕事やってるんですけど“同じ仕事です”って言うのをはばかられるというか。役所さんの前だとやっぱり背筋が伸びるし“同じ仕事をやってます”と堂々と言えない自分がいる」と尊敬を口に。「向こうは本物、こっちは何かちょっと…半人前じゃないけど」とまで語った。

 「VIVANT」で共演して「役所さんを見てると自分がせせこましい芝居をしてる」と感じたという。「僕という人間がいて演じる人間がいて、役所さんはつなぎ目なくそこにいることができる。違う人間になろうと“よいしょ!”と息詰めてやってるんじゃなくて、役所さんがそのままそこにいらっしゃるけど、それはもう役所さんじゃない」と役所の演技の凄さを説明。「本当はずっと一緒にいて、撮影前に台本もらってどんな顔して何から考え始めるんだろうっていうのから聞きたい」と願望を語り、「近付きたい、似た何かになりたいなあと思います」リスペクトを言葉に込めた。

 このVTRをスタジオで見ていた役所は、堺について「福澤組の大黒柱」と表現。そして「どんなにセリフが多くてもどんなに過酷な撮影の時でもセリフを間違わない。完璧なんですよね。このくらいの主人公でないと組は成立しない。パーフェクトですね」と絶賛していた。

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